「愛車の修理費が高くて買い替えるか迷う」
「修復歴がつくので、修理をするか迷う」
「買い替えでも修理でもお金かかり、どちらがいいか分からない」
上記のようなお悩みはありませんか?
愛車に乗り続けたいけど、修理金額によっては乗り変えた方が良いのか非常に迷いますよね。
そこで今回は、買い替えか修理か選ぶ判断基準を2つご紹介します!
- 修復歴がつくか
- 高額部品が交換になるか
この2点を抑えることで、買い替えか修理か判断できるので、ぜひご参考ください。
なお、タウでは事故車・故障車の買取と車の修理も受け付けております。
もし、買い替えか修理か迷ったら下記のフォームからお気軽にタウにご相談ください!
車を売却する場合と修理を行う場合の査定額をご提示させていただきます。
事故車買取に携わって20年以上の経験を持ち、損害車や故障車に関する知識が豊富。 幼少期からの車好きが高じて、中古車販売店や大手カー用品店、ガソリンスタンドなどに従事し、 車の知見も深い。その経験を活かし、お得な売却術や修理・乗り換え方法など車に関する幅広いコラムの監修をしている。 ...続きを読む
買い替えか修理か判断するための2つの基準
冒頭でお伝えしたように買い替えか修理か判断するためには以下の2つの基準で選ぶことができます。
- 修復歴がつくか
- 高額部品が交換になるか
では詳しく説明していきます。
①修復歴がつくか
車を修理して修復歴がつく場合は買い替えを検討した方がいいでしょう。
修復歴車については自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会、日本中古車販売協会連合で定義が決められており、定義に当てはまるとされた車は修復歴車になります。修復歴車についての詳しい内容はこちらをご覧ください。
修復歴車のように骨格部分を損傷すると修理費用も高く50万円以上することも多いです。修理代が50万円以上する場合は修復歴がつかないか確認してみましょう。
修復歴がついてしまった車は以下のようなデメリットがあるので注意が必要です。
- 車の走行に支障をきたす
- 車の査定額が低くなる
車の走行に支障をきたす
修復歴車はどんなに見た目が綺麗に修理できても、修理後に以下のような不具合が出る可能性があります。
- ハンドルががたつく
- 自動ブレーキの誤作動が起こる
修復歴がつくかどうかはディーラーや修理工場などで確認してもらいましょう。
車の査定額が低くなる
修復歴車というのは前述したように安全な走行に支障をきたす可能性があるので、中古車市場では価値が低くなり3〜5割程度、買取額が安くなります。
修復歴車の査定額について詳しい内容はこちらをご覧ください。
外装が綺麗で修理していないように見えてもプロが査定すると一目瞭然で修復歴車と分かります。
②高額部品が交換になる
修理するときに高額部品が交換になる場合は買い替えをするのがおすすめです。
交換が高額になる部品は以下の通りです。
交換部品 | 交換費用 |
---|---|
タイミングベルト | 30,000~60,000円 |
ブレーキローター | 2輪:30,000~70,000円 |
オルタネーター | 20,000~100,000円 |
ウォーターポンプ | 15,000~150,000円 |
ショックアブソーバー | 100,000~200,000円 |
※工賃によって価格の上下がございます。
上記の表のような部品が交換になる場合は修理費用も高額になってきます。
また数か所が故障している場合はかけ合わせて修理する必要があるため、30万円〜100万円といった修理費用になってきます。
買い替え・修理費用を安くする方法
ここからは買い替えの場合と修理をする場合に分けて費用を安くする方法を紹介していきます。
買い替えの場合
買い替えの場合は、カーナビやドライブレコーダー、ETCなどまだ使用できる部品は新しい車に移設しましょう。
特にカーナビやドライブレコーダー、ETCに関しては後付けできるので、取り外しが可能な物に関しては移設できます。
使用できるパーツを移設するだけで30万円ほど費用が浮く可能性があります。
新車を購入する場合はこれらが移設できるかディーラーに確認しておきましょう。
修理の場合
修理をする場合はリビルト品を使用すると修理費用を安くできます。
リビルト品とは中古部品を徹底的に綺麗に整備し、新品同様の見た目と性能がある部品のことを言います。
リビルト品は見た目と性能は新品と同じですが、新品よりも3〜7割安く購入することができます。
事故で保険を使用する時の注意点
事故で車を損傷したときは修理代金を保険で支払える場合もあります。
保険使用時に注意してほしい点が以下の2点になります。
- 次年度の保険料が高くなる
- 車の時価額に注意する
次年度の保険料が高くなる
事故時に車の修理などに保険を使用してしまうと次年度の保険料が上がります。
3等級ダウンする事故を起こした場合は下記のような保険料になります。
※今回は保険の等級が6等級で月々の保険料が60,000円だった場合の想定額です。
事故した場合 | 事故していない場合 | |||
年 | 等級 | 保険料 | 等級 | 保険料 |
今年 | 6等級 | 60,000円 | 6等級 | 60,000円 |
次年度 | 事故あり3等級 | 95,000円 | 無事故7等級 | 50,000円 |
2年後 | 事故あり4等級 | 74,000円 | 無事故8等級 | 43,000円 |
3年後 | 事故あり5等級 | 68,000円 | 無事故9等級 | 39,000円 |
合計 | 297,000円 | 222,000円 |
参考:ソニー損保
加入している保険会社や保険内容によって変化しますが、次年度の保険料はその年の保険料と比べると約1.5倍ほど高くなります。
車の時価額に注意する
保険で車の修理を行う場合は、時価額を超えた修理費用は出ないので注意しましょう。
時価額とは「同一の車種・年式・型、同程度の使用状態・走行距離等の自動車を中古車市場において取得しうるに要する価額によって定める」とされています。
参考:三井住友海上
つまり、現在乗っている車が中古車として市場に出た時の価格が時価額になります。
例えば事故をした車の時価額が70万円だったとします。
事故の損傷で修理代が100万円になった場合、保険金は70万円しか出ず、残りの30万円に関しては実費になります。
時価額がどのくらいになるか気になる方はご自身が加入している保険会社に確認してみましょう。
車がない間に代車を利用する方法
急な事故や故障だと車がない期間が出てきてしまいますよね。
ここからは車がない期間に代車を利用する方法を紹介していきます。
レンタカーを借りる
車がない場合はレンタカーを使用しましょう。
レンタカーは1日〜数カ月単位で借りることができます。
レンタカーを24時間借りた値段は約6,765円〜になります。
連続でレンタカーを借りる場合はその後1日ごとに約5,885円〜程度かかります。
※上記の数字はレンタカー店4店舗の平均値になります。
ディーラーの代車サービスを利用する
ディーラーですでに新車を購入しており納車待ちの方やディーラーで車の修理を依頼している方はディーラーの代車サービスを利用しましょう。
ディーラーの代車は無料で使用できることも多いですが、急な事故や故障の場合は料金が必要な可能性もあります。
代車が有料か無料かは借りる前に確認しておきましょう。
保険を使用する
保険で代車を使用するには下記の補償を使用できます。
保険の内容 | 対象 |
---|---|
代車特約 | 代車特約に加入している方 |
相手の対物補償 | 事故の被害者になり、事故の影響で車が損傷した方 |
保険で代車を借りられる期間は最大1カ月です。
1カ月を超えてしまうと実費で支払う必要が出てくるので注意してください。
しかし、修理工場が年末年始で休みの場合や輸入車で部品を手に入れるのに時間がかかるなどの特殊な状況の場合には保険で代車を借りる期間が伸びる可能性があります。
まとめ
今回は車の買い替えか修理かの判断基準について紹介しました。
どちらもお金がかかるので、買い替えにするか修理にするのか迷いますよね。
修復歴がつく、もしくは高額部品の交換が必要になる場合は買い替えがおすすめです。
もし買い替えを判断して事故車・故障車の処分に困ったらタウにお任せください!
事故車買取のタウでは事故車や故障車を高く買取いたします。
タウでは累計120万台以上の事故車・故障車を買取を行っています。
タウの買取実績
売れないと思っていた車が数十万円で売れることもあり、新しい車を買うときの資金にできますよ。
また、豊富な事故車・故障車の知識のもと事故車・故障車の修理金額の査定も行います。
買取金額と修理金額どちらも知りたい方はぜひタウにご相談ください!
事故車買取に携わって20年以上の経験を持ち、損害車や故障車に関する知識が豊富。 幼少期からの車好きが高じて、中古車販売店や大手カー用品店、ガソリンスタンドなどに従事し、 車の知見も深い。その経験を活かし、お得な売却術や修理・乗り換え方法など車に関する幅広いコラムの監修をしている。