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20年落ちの古い車でも買取可能?4つの売却先と買取相場を知るテクニック

長い間乗った愛車を乗り換えようと思っているけど、いくらになるだろう?
そもそも古い車でも値段がつくのかなと思っていませんか?

結論から言うと、古い車でも売却先次第で買取してもらうことができます。
たとえ20年乗っている車でも数万円の値段がつくことは、珍しくありません。

古い車は値段が付かず廃車処分に費用がかかると聞いたことがあるかもしれませんが、実際そのようなことはありません。

そこで今回は、

  • 古い車でも買取ができる理由
  • 古い車を売る4つの方法
  • 古い車の売却相場を知る方法

を紹介します。

正しい古い車の手放し方を知らないと、車の本当の金額より安く手放してしまうこともあります。

損をせず古い車を売却したい方はぜひ参考にしてください。

なお廃車買取のタウでは、ディーラーや中古車買取業者では値段がつかないと言われた低年式の車でも必ず価値を見いだし、0円以上の金額を付けて買取ります。レッカーでの車の引き上げから面倒な廃車の手続きまで、すべて丸投げすることができます。古い車をお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。

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目次

古い車でも買取できる3つの理由

冒頭でお伝えしたように、古い車でも買取をしてもらうことは可能です。
ここからは、古い車でも買取ができる次の3つの理由を解説します。

  • 整備して再販できるから
  • 鉄くずや部品を再利用できるから
  • 海外に輸出できるから

1つずつ詳しく解説していきます。

整備して再販できるから

古い車でも買取できる1つ目の理由は、古い車でも整備して再び売ることができるからです。

昔の日本車は『10年10万km程度走ると寿命』と言われていた時代もありました。

当時は10万kmを超えると、タイミングベルトやウォーターポンプ交換などお金がかかるような整備が必要でした。

ですが現在は技術が発展し車の寿命が伸びたため、しっかりと整備すれば、10万kmはただの通過点として何の問題もなく走れます。

結果、車に長く乗る人が増えたので10年はおろか、15年や20年落ちの車を多く見かけるようになりました。

車両本体のモノコック部分(骨格部分)に問題がなければ、消耗部品や必要な整備を施せば古い車でも再び機能を回復し中古車として使用できるのです。

鉄くずや部品を再利用できるから

古い車でも買取できる2つ目の理由は、鉄くずや部品を再利用できるからです。

もし、消耗部品や整備をしても車としての商品価値がつかない場合でも、解体して車両本体は鉄くずとして、取り外した部品などは中古部品として再利用できます。

特に中古部品は、日本国内はもとより海外でも多くの需要があるので売れます。
日本の自動車メーカーはそのモデルが生産終了した後10年程度は部品の供給をしますが、それ以降は部品を作らなくなるため15年〜20年程度経ってくると部品の欠品が出てくるので中古部品が活用されることになります。

そのまま使える部品やオーバーホールして性能を取り戻した部品など貴重な部品として再利用できます。

車体そのものも鉄材としてリサイクルされ有効活用されるほか、コンピューターの基盤部分やマフラー部分の触媒装置などに使われる希少金属(レアメタル)なども貴重な材料となります。

そのため中古車という見方ではなく、部品になるという見方で買い取ることができるのです。

海外に輸出できるから

古い車でも買取できる3つ目の理由は、海外に輸出できるからです。

日本では年式的に古く型落ちとなり売りにくくなった車でも、海外に輸出するとまだまだ現役で活躍できます。

日本は車の先進国なので新しい車が多く走っていますが、海外では国によって最新車両は関税などもあり価格も高く、安い中古車を整備や直しながら長く使われることが多いです。

そのため、壊れにくく耐久性のある日本車は人気があります。

海外では旧車(数十年前に生産された自動車)の人気が日本以上で、車両価格が高騰する事態となっています。

古い車でも日本より中古車の需要が活発な海外で必要とされているので、海外輸出という方法があり、買取りできるというわけです。

古い車を売る3つの方法

古い車でも売れる3つの理由を説明したところで、どのようにお得に売るかをご説明します。

売却先を選ぶ基準は下記のように決めると良いでしょう。

  • 車を新しく乗り換えるならディーラー・中古車販売店
  • 20年落ちの車なら廃車買取業
  • なるべく高く売りたいならオークション・フリマサイト

車を新しく乗り換えるなら中古車販売店やディーラー

新しく車を乗り換える場合は、ディーラー下取りや中古車販売店への売却という方法がおすすめです。

なぜなら、新しく車を乗り換えるという前提であれば、低年式でもまだ商品性がある車であれば残存価値プラスアルファの金額で買い取ってくれる可能性があるからです。

また人気的にも微妙な車両で査定金額がつきにくい車であっても、店側からすると新しく車を購入して欲しいという思いもあるので一定の金額をつけてくれる場合があります。

注意点として、ディーラーの場合、下取り査定金額が多少付いたりした代わりに新車自体の値引き額が渋くなる場合があります。

というのも、金額がつかない車に金額をつける無理が本来あるからです。新車の最大値引き金額を抑えた分それを下取り車へ回すという「下取りで得したように見せかけてトータルの金額は結局普通」ということもあります。

ですので、新車の値引き金額と下取り車の金額は別々の交渉をしっかりと行い上手く誤魔化されないように、トータル金額的がお得な良い金額になっているか確認することが大切です。

下取り価格や買取価格がつかない場合は廃車買取業者

ディーラーで下取り価格がつかない場合や中古車販売店で値段がつかない場合は、廃車買取業者がおすすめです。

車種や状態にもよりますが、20年程度経った車では値段がつかない場合が多いです。

というのも、20年以上経った車では残存価値はなくなっていることが多く、ディーラーの下取りや中古車販売店に値段をつけてもらうのが難しいからです。

20年落ちの車の場合、頻繁に故障箇所が出てくるため、買い取る側からしても買取はリスクになります。

ディーラーや中古車販売店によっては「車の金額は古いので0円、引取り料金を頂きます」などと言われ出費になることもあります。

そのような場合は、廃車買取業者に依頼すれば、0円以上で必ず買い取ってもらえます。
引き取り場所は自宅以外でも指定でき、車の乗り換え時にディーラー中古車販売店に来てもらうことも可能です。

なるべく高く売りたいならオークション・フリマサイト

もし、あなたが車をなるべく高く売りたい場合はオークションサイトやフリマサイト(ヤフオク・メルカリ・ジモティなど)で個人間取引をしてみるのも一つの方法です。

というのも、サイトの手数料は除く仲介手数料がないため、車種と価格設定によって買取相場より高く売却できる可能性があります。

具体的には、中古車販売店の買取価格と店頭での販売価格との間ぐらいの金額で売れることが多く、買い手も売り手もどちらもお得ということになるのでメリットがあります。

しかしその反面、出品する手間・車の詳しい現状を把握し伝える・売れた後の名義変更書類(譲渡書・委任状・印鑑証明など)を揃える必要・車両の引渡しなど全て自分でやらないといけず、慣れていないと手間がかかり面倒な部分がデメリットです。

サイトによって売る際や売った後に手数料もかかるので、そのことも考慮した価格設定にするコツもいります。

しかし、そういったことも含めて進められるのであれば、買取相場より高く売れることもありおすすめの方法の1つです。

古い車の買取の相場を知る方法

上記のように、車買取と言ってもディーラー買取・中古車販売店・廃車買取業者・個人売買など色々な方法があります。

どの方法を取るにしても車の適切な買取り金額を大まかにでも掴んでおくことが大切です。

そのためには次の2つ便利なツールを使って、予習シミュレーションするのが良いでしょう。

  • メーカーの買取りシミュレーション
  • 中古車検索の総合サイト

1つずつご説明していきます。

メーカーの下取りシミュレーションを使う

トヨタや日産、ホンダなどの大手自動車メーカーのサイトでは、下取りのシミュレーションをすることができます。

メーカーの下取り参考シミュレーションサイト

トヨタの下取りシミュレーションでは、トヨタ車以外の日本の主要自動車メーカーの下取り額を知ることができます。

使い方はとっても簡単!

  • メーカー
  • 車の車種
  • 年式
  • ボディタイプ
  • モデル
  • グレード

などを選択することで、参考の下取り価格が出てきます。

しかしこの価格は、あくまでも目安ですので参考程度としてください。

中古車検索総合サイトで検索する

そのほか、中古車情報のグーネットやカーセンサーなどのサイトを見るとご自身の車の大まかな販売価格がわかります。

買取価格はそこから利益相当額を引いた金額になるということで見ることができるのでおすすめです。
ただこの場合、販売価格なので利益がどのぐらいかということはハッキリわからないので買取価格は大体でしかわかりません。

ネットで調べるのなら中古車買取り価格自体が検索できるようなサイトを色々探してみるのも一つです。

中古車という商品は人気・不人気も関係するので、人気がある車種は少し良い値段がつくことになります。

ここ最近では国内需要よりも海外需要の影響が中古車価格に強い影響を与えています。

同じような年式・走行距離でも人気車種とそうでない車種とでは値段の差があり、ネット検索で効率よく見ていけるのが良いところです。

なるべく高く売りたいなら3〜5社に見積もりを取ろう

自分の車がどれくらいで売れるかの検討がつけば、愛車を実際に査定してもらいましょう。

査定をしてもらうなら1社だけではなく3〜5社程度に査定見積もりをしてもらうことが良いです。

というのも、業者によって買取価格の差があるからです。

多くの中古車買取業車は、買い取った後は業車オークションへ車を流すため、買取金額はオークション価格を基準にしています。

中古車買取業車は買い取った車をオークション価格で売るので、利益を考慮しそのオークション価格よりも下の金額で買い取ることになります。

そのことにより買取業者間での買取金額の違いが生まれます。

当然利益を考えたら買取り業者としては安く買取りしたいのが本音です。
1社だけの買取り査定では他との比較が無いので安く買い叩かれてしまうことになりかねません。

1社単独ではなく少なくとも3〜5社は比較査定をすることで、競争原理が生まれ良い値段で売れる可能性が高まります。

各査定営業マンも買取が仕事なので、ぜひ自分に売って下さいとあれやこれやと熱心に口説いてきたりするので、冷静に判断するのが難しいことが多いです。

情に流されず冷静に金額と対応を見極めなくてはいけません。

少し手間ではありますが、査定業者は1社1社個別に日時をズラして査定してもらうことが冷静に判断できますよ。

複数ある買取業者の中には悪徳業者が紛れ込んでしまうことも。廃車売却時は悪徳買取業者に要注意!優良企業との見極め方という記事をお読みいただければトラブルを回避できるかもしれません。

まとめ

自分が乗ってきた愛車が少しでも良い値段で売れるためには行き当たりばったりではなく、事前に作戦を決めることが重要です。

車というものは新車で購入するときは数百万円する商品ですが、一旦購入した途端から右肩下がりに値段が下がっていくという消費商品です。

人気・不人気によって査定価格の違いもありますが、中古車の値段を査定してもらうときはユーザー側も賢く値段情報などあらかじめリサーチし、車の状態に応じて適切に買い取ってくれるところに売ることが肝心です。

よく中古車買取で「高く買います!」というセリフを聞きます。
買い取る側のディーラー・中古車買取り業者などはオークション価格を基本ベースとしている以上、オークション価格以上に買い取ることはほぼ無く、買取側の上限金額は皆同じでどちらかというと「いかに安く買い取られないか」という目線が重要となります。

もし、ディーラーや中古販売店で値段がつかなかった場合、当サイト『廃車買取のタウ』に一度お見積りをご依頼ください。

20年落ちの古い車や多走行車など、どんな車でも必ず0円以上買取します。
また、車の引き上げに関わるレッカー業務や面倒な廃車手続きもすべて代行しますので、簡単に車を手放すことができます。

値段を確認する見積もりだけでも大歓迎です。
無理な営業はしませんので、ぜひ一度お問い合わせください。

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