古くなった軽トラを廃車にしたい
放置している車検切れ・不動の軽トラを処分したい
と考えてはいませんか?
実は、軽トラは利用価値が高く需要もあるため、たとえ状態の酷い車両でも、意外な値段がつくことも。
そこで当記事では、
- 軽トラを廃車手続きする3ステップ
- 廃車買取業者での買取について
- なるべく高く軽トラを売る方法
などについて詳しく解説します。
近々、軽トラの処分を考えている方はぜひご参考下さい。
なお【廃車買取のタウ】では、年式の古い軽トラや故障している軽トラの買取を実施しています。
車の引き上げのレッカー代から、廃車手続きまでも無料!
中古車買取店では、買取価格がつかないと言われた軽トラでも値段が0円以上で必ず買い取っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
当社の買取実績はこちら!
買取価格:10,000円
車種:スズキ キャリイトラック
年式:2003年(H19)
走行距離:不明
車検の残り:なし
買取価格:20,000円
車種:ダイハツ ハイゼットトラック
年式:2005(H17)
走行距離:5万5,000km
車検の残り:あり
軽トラを廃車手続きする3ステップ
不要になった軽トラを処分する場合、廃車の手続きをする必要があります。
軽自動車の廃車手続きには「解体返納」と「自動車検査証返納届」の大きく2つがありますが、軽トラを解体し二度と使えないようにする場合、前者の解体返納の廃車手続きを行うことになります。
廃車手続きのタイプ | 手続き内容、車両の扱い |
解体返納 | 車を永久的に使えなくする手続き。車を解体しその車両は二度と使えない。 |
自動車検査証返納届 | 車を一時的に使えなくする手続き。解体は不要。保管しておき、いずれ使い道ができたら再利用することも可能。 |
以降では、解体返納の廃車手続きについて、次の3ステップにわけ解説していきます。
ステップ1:軽トラを解体する
ステップ2:必要書類を集める
ステップ3:軽自動車検査協会で手続きをする
軽トラを解体する
解体返納を行う場合、まず最初に廃車にする軽トラを「解体」する必要があります。
解体は、使用済自動車を自動車販売事業者や整備事業者など、自治体の登録・許可を受けた引取事業者に依頼する形となります。
依頼を受けた解体業者は、専門の設備を用いて、フロン類・エアバッグ類・シュレッダーダスト類にわけ車両を解体していき、再利用できる素材はリサイクルされます。
解体完了後、解体業者から以下のものが受け渡されます。
- ナンバープレート
- 使用済自動車引取証明書
- 解体報告記録日と移動報告番号の報告を受けるのでメモに控える
これらは、この後の廃車手続きで使用することになりますので、忘れずに受け取り、保管しておきます。
また、解体業者に解体を依頼すると、以下のような費用が発生することがあります。
- スクラップ費用が20,000~30,000円程度
- 運送費用(レッカー代)が5,000~30,000円程度
- その他事務手数料など
なお、廃車買取業者であれば以上のような費用は無料となることが多いです(詳細は後述)。
必要書類を集める
次に解体返納の手続きをする上で必要となる書類を集めます。
具体的には、軽自動車の解体返納では以下5点の書類が必要になります。
- 車検証
- ナンバープレート前後面の2枚
- 使用済自動車引取証明書
- 自動車検査証返納届出書(及び解体届出書)
- 軽自動車税(種別割)申告書 ※地域によっては不要
「3.使用済自動車引取証明書」は、前述もしたように解体完了後に解体業者から受け渡されますので、保管しておき手続き当日に持参します。
「4.自動車検査証返納届出書(及び解体届出書)」と「5.軽自動車税(種別割)申告書)」の2点は、当日に軽自動車検査協会の窓口にて入手できますので、当日記入し提出でも問題ありません。
■追加で書類が必要になるケース
なお、以下のような特殊なケースでは、別途、追加の手続きや書類が必要になることがあります。
追加で必要な書類 | 必要な場合 |
委任状 | 名義人本人以外が代理申請を行う場合 |
住民票 | 車検証の住所から1回住所変わっている場合 |
戸籍の附票 | 車検証から2回以上住所が変更になっている場合 |
戸籍謄本(抄本)、除籍謄本 | 結婚や離婚で車検証の情報から氏名が変わっている場合 |
所有権解除の書類 | 車検証の所有者の名義がローンが会社になっている場合 |
遺産分割協議成立申請書など | 所有者が亡くなっている場合 |
軽自動車検査協会で手続きをする
前述した必要書類を持参し、現住所管轄の「軽自動車検査協会」に出向き、窓口で解体返納の手続きを行います。
なお普通自動車の場合は陸運支局の窓口となりますが、軽トラは軽自動車となるため軽自動車検査協会の窓口で手続きを行います。
出頭先を間違えないように注意してください。
手続き当日、軽自動車検査協会の窓口で必要書類を提出し、ナンバープレートを返却します。
内容に不備や不足がなければ承認され、その車両は解体返納された廃車として扱われます。
注意点として、解体返納の手続きは、解体の報告を受けてから15日以内に行う必要があります。
15日というリミットがありますので、手続きでトラブルがあった場合のことも考え、余裕をもって窓口に出向くようにしてください。
廃車買取業者なら面倒な業務を丸投げできる
前述したように、廃車手続きを行う上では必要書類も多く、当日は窓口に出向き多くの手続きをしなければならないため、何かと面倒なことが多いです。
そのため、慣れていない人の場合は、代行業者に依頼することが多いです。
廃車手続きの代行は、行政書士事務所などでも受け付けていますが、通常最低でも5,000円以上の代行費用が発生します(変更登録や移転登録などが必要な場合はさらに高額になることもあり)。
また、スクラップ費用や運送費用(レッカー代)など、手続き以外の部分で費用が発生することもあります(状況によっては数万円に及ぶこともあり)。
そこでおすすめになってくるのが「廃車買取業者」です。
廃車買取業者は廃車のプロフェッショナルであるため、車の解体から窓口での手続きまで、廃車に関する手続きや作業をすべて代行してくれ、丸投げが可能です。
また、処分ではなく「買取」という扱いになり、査定金額分のお金がもらえます。
さらに、以下のような費用は請求されず、すべて「無料」で廃車手続きを進めてくれます。
- 解体返納の代行費用の請求なし
- スクラップ費用や運送費用(レッカー代)の請求なし
- その他、手続きに関する手数料等は一切発生せず
廃車買取業者では、廃車を再利用できる体制を持っているため、このようなお得な料金設定となっています。
古い軽トラでも買取できる3つの理由
廃車買取業者では、一般的な中古車買取店とは異なり、基本的にどのような車両であっても買取ってくれます。
「ボロボロになった古い軽トラ」「売り物にならないような軽トラ」「不動車」「水没車」「事故車」などでも買取を行ってます。
なぜ廃車買取業者では状態の酷い車両でも買取ってくれるのでしょう。
それには、以下3つの理由があります。
- 海外に輸出し、販売できるから
- 車を分解し、部品を販売できるから
- スクラップにして鉄やアルミの資源を活用できるから
以降ではそれぞれの理由について、深堀して解説していきます。
海外に輸出し、販売できるから
日本と海外では、廃車の事情が大きく異なります。
日本国内では、古い車、状態の酷い車などは敬遠されることが多く、他人の使用した中古車自体を受け付けないユーザーもいます。
また国内の一般的な中古車販売店やディーラーでは、修理はせずそのまま流通させることを基本としています。
そのため、状態の良い中古車でないと買取してくれないケースが多く、とくに破損の激しい事故車などは買取対象外となりやすいです。
一方で海外では価値観が大きく異なり、故障車や事故車などは「価値あるリユース資源」と扱われ、ニーズも高いです。
ロシアや東南アジア、アフリカなどでは、走行距離20万キロ30万キロ越えの車も活躍しており、とくに日本車は長持ちしやすいため需要があります。
その上、海外では修理コストも安いため、古くなった車や故障した車でも流通ビジネスで利益を得やすいのです。
廃車買取業者は、海外の多くの国に対して販路ネットワークを持っており、買い取った廃車を効率よく流通させられるため、状態の酷い車両でもよい条件で買取ってくれるのです。
車を分解し、部品を販売できるから
事故などで自走できないほどダメージを受けた車両であっても、解体し、部品個別で再利用することができます。
たとえば事故でボディ後部が大破していたとしても、前部のエンジンやサスペンション、タイヤなどは無償で残っているケースもあり、そうした車であれば各パーツをそのまま再販に回すことができます。
他にもドア、窓ガラス、カーナビやオーディオ、はたまた各部のスイッチの細かいパーツなどまで、再利用できる部品はたくさんあります。
廃車買取業者では、そうした自動車部品をお金にかえる販路も持っているため、部品単位、パーツ単位でも価値を評価してくれるのです。
スクラップにして鉄やアルミの資源を活用できるから
自動車には、多くの鉄、アルミなどの素材が使われてますが、これらの素材も資源としての価値があり、換金することができます。
極端な話、大事故で原型がわからなくなるほどグシャグシャになった車両であっても、スクラップにして資源として再利用することができるのです。
廃車買取業者では、廃車を資源として再利用する体制や販路も持っていますので、どれほど状態の酷い車であっても買取を行い、値段を付けてくれるのです。
なるべく高く軽トラを売る3つの方法
廃車買取業者に売却する場合であっても、買取価格というのはさまざまな理由によって上下します。
どうすれば1円でも高く軽トラを売ることができるのでしょう。
ここでは、廃車買取業者に対し、高く軽トラを売るための方法・テクニックを3つ紹介します。
車両情報を正確に伝える
廃車の査定では、電話やネットが主流であり、実車の査定が行われないケースもあります。
そのため、車種、年式(初年度登録年月)、型式、排気量などの「車両情報」が重要になり、査定を依頼する場合には車両情報を正確に伝える必要があります。
車両情報は車検証に記載されているため、車検証を手元に置きながら正しい情報として伝えられると、査定士側からも好感され、査定額がアップすることもあります。
一方、車検証がなく車両情報の確認がとれない車両であったり、嘘偽りの情報を伝えたりすると、査定額がマイナスとなったり、場合によっては買取が却下されることもあります。
相見積もりを取る
これは廃車買取業者に限らず一般的な中古車買取店に売却する場合にもいえることですが、中古車の買取において「相見積もり」を取ることが高値買取を目指す上での定番テクニックです。
1社だけでなく複数の業者に査定を依頼することで、他社の見積り書が手にはいりますので、それを引き合いに出し、価格交渉を行うことができるようになります。
通常、どの業者でも査定は無料で行ってくれ、査定額が納得いかない場合には売却を却下することもできますので、査定は積極的に行っていくことをおすすめします。
複数の業者に依頼して、どのように業者選びを進めて行けばいいのか迷ってしまった時は廃車売却時は悪徳買取業者に要注意!優良企業との見極め方という記事もご参照いただければと思います。
なるべく早く売却する
廃車にする車両の「自賠責保険」「自動車重量税」に残り期間がある場合、廃車後に還付金として戻ってきます(ただし自動車重量税は解体を行った場合のみ)。
このため残り期間が長いうちに売却した方が、貰える還付金額も多くなります。
また、車というのは時間と共に経年劣化が進み、価値が下がっていきます。
廃車買取業者に売却する場合であっても、年式や状態は新しいに越したことはありませんので、高値買取を目指す上では、なるべく早めに売却を進めることが望ましいです。
廃車買取のタウでも軽トラの買取を実施
以上のように、古くなった軽トラや不要になった軽トラは、解体し廃車にすることもできますが、廃車買取業者に買取ってもらうことも可能です。
「自分で廃車手続きをするのはむずかしそう」「できれば買取してもらいお金が欲しい」といった方であれば、廃車買取業者を利用することの意味は大きくなります。
廃車買取の『タウ』では、どのような状態の車であっても買取を承っており、売り物にならないようなボロボロの軽トラ、事故を起こした軽トラなどでも買取対象です。
『タウ』では、世界120ヵ国以上への販売ネットワークをもち、年間10万台以上の買取実績もあるため、データとノウハウを活かし買取査定させて頂きます。
廃車に関するご質問や相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。