「エンジンやトランスミッションが故障した車は売れる？」
「故障車は売る前に修理してからの方が良いのかな？」
上記のように考えていませんか？
結論からいうと、故障車でも売却は可能です。
「エンジンがかからない」「事故により自走が困難」な状態の故障車でも、基本的には買い取ってもらえます。
また、故障した車は修理をせずそのままの状態で売った方が良いです。
この記事では、
- 故障車でも売れる理由
- 故障車を高く売るテクニック
を解説します。
損をしないで故障車を売却して、新しい車を買う資金や生活の足しにしましょう。
故障車が売れる2つの理由
冒頭でお伝えしたように、故障車でも買取できます。たとえ、エンジンやトランスミッションが故障していたり、不動車（動かない車）であってもです。
理由は次の2つです。
- 修理して再販できるから
- パーツを再利用できるから
1つずつ解説していきます。
修理して再販できるから
バッテリーの消耗、タイヤのパンク、ライトの不具合などの軽度の故障の場合、簡単かつ低コストで修理することが可能です。
これらの故障を修理した上で、再び車として市場に出すことができます。
買取業者が自社の整備工場を持っている場合、修理費用を安く済ませることも。
業者は買い取った車を修理して、再販し利益を得ているため、故障車は売ることができます。
パーツや資源を再利用できるから
万が一、修理不可能なほど損傷していても、再利用可能のパーツがあればその箇所に価値をつけてくれます。
例えば、ドアやタイヤ、ホイールなど、これらが全て問題なく動いていれば、他の車の修理に使うことが可能。
再利用できる部品を取り出して利用することができます。
また、車を解体したときに出るアルミや鉄などの資源にも価値があります。
後ほど紹介しますが、資源回収を目的とした業者も存在し、意外に高値で買取をしてくれます。
故障車の買取業者の選び方
故障車を買取している業者にはいくつか種類があります。
売却する業者によって得意不得意があるので、ご自身の故障の具合にあわせて売却先を選ぶのが良いでしょう。
少しでも有利な条件で買取ってもらうために、以下の損傷や故障状態に適した買取業者の判断基準を見ていきます。
- 多少の修理や交換で済む場合
- 事故やエンジントラブルなどの場合
1つずつ見ていきましょう。
多少の修理や交換で済む場合
多少の修理や交換で済む場合は、中古車買取業者に売却したり、ディーラー下取りしたりするのが良いでしょう。
具体的な故障は下記の通りです。
タイヤのパンク
タイヤのトラブルでは、パンク、摩擦によるすり減り、キズ、クギやガラス片が刺さっているなどが挙げられます。
この状態で車を走らせることは大変危険ですが、タイヤを交換すれば走行に問題はないため、中古車買取業者やディーラーでも買取してくれます。
ただし、パンクや損傷しているにも関わらず、そのまま乗り続けていると車体に負荷がかかり、ホイールのゆがみといった他の部分にダメージが出る可能性があります。
そのような場合、買取金額が大きく下がってしまう恐れがあるため、タイヤが故障した状態での走行は避けましょう。
エアコンの故障
エアコンの故障では、「冷房にしていても涼しくならない」「風が送られてこない」などが考えられます。
フィルターの目詰まりやエアコンガスの漏れなど原因はさまざまですが、部品の交換や修理で済むものは、基本的に走行に問題がないため買取金額に大きな影響は与えません。
しかし、エアコンを丸ごと交換する場合、買取金額は大幅に下がってしまいますが、“エアコンが故障しているから買取してもらえない”ということは基本的にありません。
バッテリー
ヘッドライトや室内灯の消し忘れにより、バッテリーが上がってしまうことがあります。
その他にも、バッテリーの寿命、車を動かしていない期間が長かったなどでバッテリー上がりを起こしてしまうことがあります。
これらの状態は、基本的にバッテリーの充電や交換だけで済むため、買取金額にさほど影響は与えません。
また、バッテリー上がりではなく、接触不良を起こしている場合やエンジンを始動させるモーター（スターターモーター）が原因のケースもあるので、故障の原因をしっかりと把握しておきましょう。
事故やエンジントラブルなどの場合
一方、事故やエンジンの不具合などの重度の故障の場合は、故障車を専門に買取している業者に依頼するのがおすすめです。
なぜなら、ディーラーや中古車買取業者では値段がつかなかったり、廃車をすすめられ、「引取り費用」「解体・スクラップ費用」「廃車手続き代行費用」などの費用がかかってしまうからです。
一方、故障車や事故車を専門に買い取っている業者の場合、海外に独自の流通ネットワークを持っています。
海外では性能がいい日本車は人気が高く、国内では懸念される“修復歴車”や“冠水歴車（水没した車）”であっても、海外から見れば「まだ乗れる」とみなされるケースも多いのです。
事故が原因で故障した場合、日本では修復歴のある車や事故を起こした車などは、「縁起が悪い」「危険性が高い」などの理由から買取を拒否されがちです。
しかし、日本車は海外で人気が高く、中古車や修復された車でも需要が高くあります。
実際に、国内では廃車が避けられないような不動車でも、海外なら修理して乗り続けられています。
専門買取業者はこのような海外市場へ車を輸出。事故車・故障車であってもニーズのある海外に販路を持つため、利益を上げられます。
また、レッカー代などの引き取り費用がかからない業者もあるほか、譲渡や廃車などの手続きを無料で代行してもらえるので、「手続きがよくわからない」「仕事が忙しく、手続きまで手が回らない」という方にはおすすめの売却先になります。
軽い故障は修理してから査定に出すべきか？
軽い故障であれば、「修理してからのほうが高く買取ってもらえる？」と思う方もいるでしょう。
しかし、修理はせずに故障した状態のままで、査定に出すことをおすすめします。
なぜなら修理したことによってアップした査定額が、修理代金を上回ることはほとんどないからです。
たとえば、5万円ほどかけて修理をしても、故障した状態の査定額より5万円以上アップすることは基本的にありません。
修理に要した時間とお金が無駄になってしまう可能性が高いので、故障車は修理をせずに売ってしまうのが得策だと言えます。
故障車を売却するときの3つの注意点
事故車専門買取業者といっても、さまざまな業者があります。
優良な業者かどうか見極めるため、そして少しでも高く買取ってもらうための注意点をお伝えします。
故障内容を把握する
業者にすべて任せるのではなく、どの程度の故障なのかご自身でもきちんと把握しておきましょう。
車両情報とあわせて事故の状況や損傷具合を担当者に説明しておけば、査定もスムーズに進みますし、お店への印象も良くなります。
とくに修復歴の有無は査定額に大きく影響します。
買取業者も修復歴があるかどうかは必ず確認しますし、どんなにキレイに修理されていても、プロが見れば一目瞭然。
ただし、事故の状態によっては、車の骨組み部分が無傷で修復歴車にはならない場合もあります。
この点は自分で判断するのは難しいと思いますので、一度業者に見積もりを依頼して検討しましょう。
故障が悪化しないように早めに対応する
車は動かさなくても経年劣化します。
とくに心配なのはエンジンやバッテリー、タイヤなどの主要部分。
故障車や事故車を長く放置していると、車の状態がさらに悪化することを理解しておきましょう。
例えば、エンジンを動かして温めていなければオイルが固まり、各パーツが錆びたり、タイヤなどのゴム類が劣化したりします。
またバッテリーは充電されずに自然放電。タイヤは車の重みで変形してしまい、元には戻りません。
このように使われない車は、故障車や事故車でなくても劣化し、動かなくなってしまうものなのです。
また、車を所有し続けるだけでも、駐車場代や税金などの維持費がかかります。
さらに、資産としての車の価値は、年式によって左右されます。
一般的に購入から時間が経てば経つほど価値が下がり、10年以上経過すると時価0円に。
少しでも高く売却するためにも、1日でも早く対応することをおすすめします。
複数の買取業者から相見積もりを取る
故障車の高価買取を狙うなら、複数の買取業者から見積もりを取りましょう。
というのも、各買取業者はそれぞれ独自の評価基準を持っているため、買取価格は業者により大きく異なることがあります。
また、とある業者に〇万円で買取価格を提示されているとお伝えすれば、業者間の競争を利用してより良い条件を引き出すこともできることも。
見積もりを取る際には、車の状態（年式、型式、グレード、車検の残り、走行距離、故障状況など）を詳細に伝え、正確な見積もりを得るようにしましょう。
そうすることで、故障車の最大の買取価格を引き出すこと可能性が高まります。
故障車の買取はタウにご相談ください！
タウは故障車や水没車、事故車などを専門に買取業者です。
もし故障車に乗り続けることをあきらめ、売却をお考えなら、事故車専門のタウに査定をご依頼ください。
タウは全国で年間10万5千台もの買取実績があります。
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また、当社の驚きの買取額は、「ガイアの夜明け」（テレビ東京）や「Live News it!」（フジテレビ）といった番組で取り上げられました。
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