「オークションを個人で利用したいけど実際できるの?」
「事故車をオークションで売りたいけど、書類や手続きがわからない」
この記事を見つけた方は、上記のようにお考えではないでしょうか?
事故車をできるだけ有利な条件で手放したい場合は、市場の需要次第で買取業者よりも高く売れる可能性があるオークションでの売却を検討しましょう。
なお、オークションでの売却には買取業者では発生しないデメリットやトラブルがございます。
本記事では、オークションで高く売るコツやメリット・デメリット、実際によくあるトラブル事例をご紹介いたします。
事故車の売却方法に迷われている方は、是非参考になさってください。
事故車買取に携わって20年以上の経験を持ち、損害車や故障車に関する知識が豊富。
幼少期からの車好きが高じて、中古車販売店や大手カー用品店、ガソリンスタンドなどに従事し、
車の知見も深い。その経験を活かし、お得な売却術や修理・乗り換え方法など車に関する幅広いコラムの監修をしている。
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小池 一敏
事故車はオークションの方が高く売れる可能性が高い
結論からいうと、事故車は買取業者に買取してもらうより、オークションで売却する方が高く売れる可能性があります。
特に事故車の場合、通常の車と比べて市場価値が下がるためどこに売却するかで売却価格が大きく変わるのです。
この章では、買取業者よりもオークションの方が高く売れる可能性が高い理由やメリットに加え、デメリットも解説していきます。
事故車オークションのメリットと高く売れる理由
オークションのメリットと高額買取の主な理由は以下の3つです。
- 競争が発生し価格が上がる可能性
- 業者買取の中間マージンがない
- 状態によっては海外需要がある
それぞれの項目について詳しく説明していきましょう。
競争が発生し価格が上がる可能性
オークションは、複数の買い手が競り合うことによって、落札価格が相場平均より高くなる可能性があります。
部品を探している個人が参加することも多くあり、予想以上に高値で落札されることも珍しくありません。
オークションサイトによっては、最低落札価格の設定ができるので自分自身が納得できる価格が保証されている点は魅力です。
業者買取の中間マージンがない
買取業者に車を売る場合、業者が購入した後に再販を行うため業者は利益を上乗せして価格を設定します。
このような中間マージンが車の買取価格を抑える要因になっています。
一方、オークションでは出品者が直接買い手に販売することができることから買取業者を通さず取引ができ、中間マージンが発生しません。
この点が、オークションで高い価格が付きやすい理由の1つです。
ただし、オークションには出品手数料や成約手数料などの費用が発生するため、その点には注意が必要です。
それでも、中間マージンを考慮すると、買取業者よりも高く売れる可能性が高いのが特徴です。
状態によっては海外需要がある
事故車であっても、状態によっては海外の需要がある場合があります。
特に部品として需要が高い場合や、修理して使いたいニーズがある国では、事故車でも高値で取引されることがあります。
オークションに参加することで国外問わずに買い手が見つかりやすくなるため、より高く売れるチャンスが広がります。
事故車オークションのデメリット
ここまでメリットを記載してきましたが、高値で売れる可能性があるオークションにはいくつかデメリットもあります。
主なデメリットは以下の3つです。
- 売れるまで時間がかかる
- 手数料がかかる
- 必ず売れるとは限らない
それぞれ詳しく説明していきます。
売れるまで時間がかかる
1つ目のデメリットは、いつ売れるか予測できない点です。
オークションは出品したからといってすぐに買い手が見つかるとは限りません。
入札が0件の場合や、希望金額に満たない入札であると売れるまでに時間がかかってしまいます。
つまり、売却のタイミングは入札者次第ということです。
そのため早くお車を手放したい方には、オークションはおすすめできない売却方法です。
手数料がかかる
2つ目のデメリットは、オークションの利用に様々な手数料が必要である点です。
オークションで売却する場合、一般的に出品料や搬送費などが発生します。
サイトによっては成約料も発生します。
利用したいサイトの規約を確認し、あらかじめ手数料を把握しておくことがおすすめです。
なお、買取業者に車を売る場合にはこうした手数料は基本的に発生しません。
そのため、手間と費用をかけずに簡単にお車を手放そうとお考えの場合は、買取業者への依頼を検討しましょう。
必ず売れるとは限らない
3つ目のデメリットは、オークションに出品したからと言って、必ずしも車が売れるわけではない点です。
オークションは買い手からの需要がない場合、売れないケースもあります。
落札されないままオークションが終わってしまった場合、もう一度出品するには再度出品料がかかります。
これらのリスクを避けるためにも、出品前に相場や需要を把握し、オークションでの取引を慎重にすすめることが大切です。
事故車オークションの相場と価格の決まり方
事故車の価格はどのように決まるのか気になりますよね。
この章では、事故車の相場や価格に影響を与える要因を3つ紹介します。
主な価格の決まり方は以下の3つです。
- 年式・走行距離
- 損傷の程度
- 車種の人気度合い
年式・走行距離
事故車の価格に影響を与えるのが、年式・走行距離の2つです。
- 年式
年式が新しい車の方が中古車市場での需要が高いため、事故車でも年式が新しければそれなりの高い価格が考えられます。
- 走行距離
走行距離が少ない車は、部品としても需要が高く高値で取引されることがあります。反対に、走行距離が多い車は事故車としての価値が下がることが多いです。
損傷の程度
価格を決める際、大きな指標となるのが損傷の程度です。
事故車の損傷が少しであれば修理して利用できるので、価格が高くなる可能性があります。
車両が大破していたり、修理が難しい状態であれば価格は低くなる可能性があります。
また、事故車には修復歴ありと事故歴ありという違いがあります。
それによっても価格が変動します。詳しくは記事の後半で解説しています。
車種の人気度合い
人気車種などの需要の高い車は、事故車であっても高く売れる可能性があります。
例えば、スポーツカーや高級車は事故車であっても比較的高値で取引されます。
反対に、需要が低い車種であれば取引価格は低くなる可能性があります。
オークション代行業者なら事故車の落札データを閲覧可能
オークション代行業者を利用することで、車の落札相場を把握することができます。
事故車をオークションに出品する前に、落札相場を調べておくことは非常に重要です。
相場を把握することで、最低落札価格の基準など売却の目安を考えることができます。
代行業者は過去にどのような価格で事故車が取引されているかのデータを持っています。
そういったデータの中には修復歴や損傷の程度・走行距離の相場も含まれています。
そのため、自分が出品する際にある程度落札価格を予想することができます。
なお、代行業者を選ぶ際は公式サイトに直近の実績や会社情報が明記されている業者か、利用した人の口コミは問題ないか、手数料体系はどのような仕組みかを複数の業者を閲覧して比較検討しましょう。
事故車をオークションで高く売るコツ
事故車をオークションで高く売るためには、いくつかのコツがあります。
ここでは、出品のタイミングなど高く売るためのポイントを紹介します。
出品タイミングの工夫
事故車を出品するタイミングは需要が高まる季節やイベント前などの時期に出品することです。
そうすることで、競り合いが起きやすく価格が上がることが期待されます。
具体的には、冬場に出品するよりも新生活が始まる春や秋のタイミングで出品する方が、購入者が増える傾向にあります。
需要が高まるタイミングで出品すればより高値で落札される可能性があります。
詳細な車両情報の提供
事故車を高く売るためには、車両の詳細な情報を提供することが重要です。
事故歴や修復歴、損傷部分を記載することで、購入者からの信頼を得ることができ、後のトラブルを避けることができます。
また、事故車の場合パーツの需要があるため、部品の状態も詳しく情報を提供することで購入希望者が増える可能性があります。
最低落札価格の設定
出品するサイトによって異なりますが、最低価格を設定できる場合は必ず基準を設定しましょう。
これを設定することで、予想以上に安い価格で売れてしまうリスクを避けることができます。
設定する価格は、相場を考えつつ納得できる金額に設定しましょう。
事故車オークションの出品方法と必要書類
事故車をオークションに出品するには、出品方法や必要な書類を把握しておくことが大切です。
この章では、事故車をオークションで出品する際に知っておきたい手続きや書類について詳しく解説します。
出品にかかる費用と必要書類
事故車をオークションに出品する際には、いくつか費用がかかる場合があります。
- 出品手数料
オークションに車を出品するためには、出品手数料がかかります。
この手数料は、オークションサイトによって異なるため事前に確認しておきましょう。
- 落札手数料
事故車が落札された場合落札手数料が発生します。
この手数料は、売却額に対して一定割合で設定されている場合とあらかじめ価格が決まっている場合があり、手取り額から差し引かれます。
手数料が複数かかることを考慮して価格を設定することが大切です。
▼必要書類
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車リサイクル券
- 自動車納税証明書
- 印鑑登録証明書
※加えて住所変更している場合住民票と戸籍の付票、氏名の変更があった場合戸籍謄本が必要
オークションの出品方法と流れ
①オークションの会員登録
まず、オークションに参加するためには、事前に会員登録を済ませておく必要があるため、会員登録を行いましょう。
②車両の情報登録
次に、事故車の情報を登録します。
車両の状態や損傷部分、年式、走行距離などを詳しく記入し、写真を添付することが求められます。
写真は可能な限り鮮明に撮影し、損傷部分も正確に伝えるようにしましょう。
③出品の手続き
車両の情報登録が完了したら、出品の手続きに進みます。
出品手数料や必要な書類を提出し、オークションのスケジュールに合わせて車両が出品されます。
④入札の開始
オークションが始まると、入札が開始されます。
入札者が競り合い、最終的に最も高い価格で落札者が決定されます。
オークションの期間中は、時折状況を確認し、最終的な落札価格を見守りましょう。
⑤落札後の手続き
車両が落札されると、落札者との取引が進みます。
取引の際には、代金の受け取りや車両の引き渡し手続きが行われます。
引き渡し前に必要書類をしっかりと準備し、名義変更を行うことが重要です。
事故車オークションのトラブル例4選
事故車のオークションで出品する際には、予期しないトラブルが発生することがあります。
この章では、オークションでよくあるトラブル4つを紹介し、それぞれの対処法についても解説します。
代金が振り込まれない
落札者が支払いをしないというトラブルが発生することがあります。
支払いが遅れるという場合がありますがその場合、一度運営サイトに問い合わせをしましょう。
一定期間内に支払いが行われるようにオークションサイトの運営が対応してくれることがあるので、規約をよく確認しておくことが大切です。
返品・減額の請求が来た
事故車の出品者が予期していなかった返品や減額を受けることがあります。
特に車両の状態が正確に伝わっていなかったり、出品情報に不備があった場合にトラブルになる可能性が考えられます。
こういったトラブルを避けるために、車両情報は詳細に記載し写真を添付し情報を正確に伝えることが重要です。
また損傷部分や修復歴についても記載し、トラブル回避に繋げましょう。
追加で手数料の請求が来た
オークションを利用した際に、追加で手数料を請求されることがあります。
出品後の手数料などが請求される場合もあるので、事前に追加で請求される費用があるかどうかを確認しておくことが大切です。
オークションの契約内容に詳細が記載されている場合が多いので、見落としがないようにしましょう。
名義変更がされない
事故車をオークションで売った後に、名義変更手続きが完了していないトラブルもあります。
落札者が名義変更手続きをしなかった場合、下記2点の法的リスクが売却者にも発生する可能性が考えられます。
- 自動車税や駐車違反の責任が元の所有者に残り続ける
- 売却後の車が事故を起こした場合、法的責任が旧所有者に及ぶ
名義変更は法的に重要な手続きであるため、落札者が変更を行ったか確認し、行われていない場合にはオークション運営者に報告し対応してもらいましょう。
事故車オークションに関するよくある質問
事故車オークションの出品の際、いくつか疑問が生じると思います。
この章ではよくある質問と回答を紹介します。
個人でも出品できる?
個人でもオークションに出品できます。
オークションサイトに登録し、車両情報を入力することで個人で出品することが可能になります。
ただし、サイトによって様々な利用規約があるので、しっかりと確認し認識との齟齬がないようにしましょう。
事故歴ありの車と修復歴ありの車の違いは?
事故歴ありの車と修復歴ありの車の違いを知っていますか。
一般的に「事故歴ありの車」とは、損傷の程度を問わず過去に事故に遭ったことがある車のことをいいます。
一方、「修復歴ありの車」は、事故や自然災害により車のフレーム(車の構造を支える骨格部分)が歪んだ状態の車やフレームを修理または交換したことがある車のことを言います。
修復歴があると車の安全性が大きく損なわれるため、売却する際は持ち主に告知義務が生じます。この点が大きな違いです。
また、事故歴と修復歴は価格にも大きく影響します。
事故歴がある車は無事故車に比べ、20%〜50%ほど価値が下がります。
修復歴がある車は無事故車に比べ、最低でも50%ほど価値が下がります。
修復歴は告知義務がありますので、オークションで出品する際はトラブル回避のためにも、車の状態を正確に伝えることが重要です。
下記の記事では、修復歴がある車でも高値で売るコツ6選や、修理歴があることによってどれくらい価格が下がるのかを知ることができます。ぜひ参考にしてみてください。

売れなかった場合の対処法は?
もし事故車がオークションで売れなかった場合、価格設定が高すぎたケースなら価格を見直して再出品することも効果的です。
ただし、再度出品する際には出品手数料がかかることがあるので注意が必要です。
条件に納得できない場合は、利用するオークションサイトを変えるのも1つの方法です。
まとめ
事故車をオークションで売る際には、メリットデメリットがあります。
高値で売れる可能性がある一方で、オークションは時間がかかることや手数料が発生することもあるため、事前にリスクやデメリットもあることを頭に入れておきましょう。
事故車をなるべく高く売りたいとお考えの方は、ぜひ当サイト「タウ」にお任せください!
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