車の売却を検討している方の中には「車のグレードを知りたいと考えている方」が多いのではないでしょうか。
というのも「車のグレード」は買取金額に密接に関わる重要なポイントだからです。
例えば買取金額が高くなりやすい「ホンダのヴェゼル」では廉価グレードと上位モデルでは50万円以上の買取金額に差が出ることもあります。
そのため、より正確な見積もり額を把握するために「グレードを知る」ことが何より大切です。
今回は「車のグレードを簡単に調べる方法」について解説します。「車のグレードの調べ方を教えてほしい」という方は是非参考にしてみてください。
車のグレードは調べる手順
車のグレードを調べる手順は以下です。
- 車体番号を確認する
- メーカーのサイトで車体番号を入力
車体番号さえ知ることができれば、グレードを調べることができます。
車体番号を確認する
まずは車の車体番号を確認しましょう。
車体番号とは、自動車のモデルや車種などを区別するために採用された数字とアルファベットを組み合わせた識別番号です。
車体番号を調べる方法は下記2つがあります。
【車体番号を調べる方法】
- 車検証で確認する
- コーションプレートで確認する
①車検証で確認する方法
車のグレード検索で1番簡単な方法が車検証を確認することです。
車検証を確認し「車体番号」の記載欄を見れば車体番号が簡単にわかります。
車検証入れはダッシュボードで保管しているのが一般的です。
もし見つからない場合は運転席もしくは助手席の下部またはシート後部のポケット部分をチェックしてみてください。
②コーションプレートで確認する方法
それでも車検証が見つからない場合には「車に打刻されているコーションプレートを確認する」ことで車体番号がわかります。
車には車体番号が刻まれたコーションプレートがあります。
車体番号が刻まれた金属プレートは「ボンネットを開けたエンジンルーム内」もしくは助手席、運転席のどちらかのドアを開けた開口部に貼り付けられています。
基本的には外から見えづらく、事故などで外的損傷を受けた場合でも損傷しにくい部分に打刻されています。
メーカーのサイトで確認する
車体番号が分かった後は、メーカーのサイトにアクセスして「グレード検索」を行います。
車体番号を入力する際には「車体番号」と「入力された車体番号」に間違いがないのかを確認した後にグレード検索を行いましょう。
グレード間違いは車の買取金額に大きな差が出てしまいます。
注意して取り組む必要があるでしょう。
各メーカーごとのグレード検索サイトについては下記に記載させていただきます。
車体番号を確認後、買取予定のメーカーのグレード検索サイトを利用してみましょう。
【各メーカーごとのグレード検索サイト一覧】
- トヨタ:https://www.toyota.co.jp/grade/dc/top
- スズキ :http://grade-search.suzuki.co.jp/SGRE/page/gradeSearch.html
- スバル:http://grade-search.subaru.jp/luw/
- ダイハツ:https://inquiry.daihatsu.co.jp/gradeweb/
- ホンダ:https://grade.customer.honda.co.jp/apps/grade/hccg0010101/agree
- マツダ:https://support.mazda.co.jp/grade-search/
- 三菱:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/reference/gradesearch.html
- 日産:https://grade-search.nissan.co.jp/GRADE/search.html
実際にグレードを調べてみた
実際に下記項目ではグレード検索を実施して画像も合わせた上で手順を解説していきます
今回は「トヨタ車」の場合で車体番号を調べてみました。
参照:トヨタ|グレード情報検索
手順1.メーカーのサイトにアクセス
手順2.入力画面内に「車体番号」を入力する
手順3.車体番号入力後、グレード情報が画面に反映される
メーカーサイトにアクセスする
車体番号を調べた後は下記にアクセスを進めてみてください。
トヨタのグレード検索画面の中央部の「同意して問い合わせる」をクリックして手順を進めていきます。
参照:トヨタ|グレード情報検索
入力画面内に「車体番号」を入力する
「同意して問い合わせる」画面をクリック後、グレード検索したい車の「車体番号」を入力します。
車体番号は、英大文字と数字を合わせた番号です。例えば「JF3-1120342」などの番号が車体番号になります。
参照:トヨタ|グレード情報検索
グレード情報検索サービス画面ではハイフンより前の3つの数字を画面左側入力欄に、7桁の番号をハイフン以降の入力画面に入力しましょう。
車体番号入力後、番号に間違いがないのか再度確認することをおすすめします。
車体番号入力後、検索をクリックして次の手順に進んでください。
車体番号入力後、グレード情報が画面に反映される
正しい車体番号入力後、グレード情報が反映された画面が表示されます。
参照:トヨタ|グレード情報検索
売却予定の車のグレードを忘れないためにも、スマホや紙にメモを取りましょう。
メーカーのお客様相談室に問い合わせる
メーカーのサイトで車のグレードを調べる方法を説明してきましたが、メーカーのお客様相談室に問い合わせる方法も一つの手段です。
メーカーのお客様相談室に電話をかける場合には、車検証に記載されている「型式指定番号」と「類別区分番号」「車体番号」「登録番号」の情報を手元に置いた状態で電話するようにしましょう。
メーカーごとのお客様相談室の電話番号を下記に記載します。
【各メーカーごとのお客様相談室の電話番号】
トヨタ:0800-700-7700(受付時間/9:00~18:00)
スズキ:0120-402-253(受付時間/9:00~12:00、13:00~17:00)
スバル:0120-052-215(受付時間/【平日】9:00~17:00【土日祝】9:00~12:00、13:00~17:00)
ダイハツ:0800-500-0182(受付時間/9:00~17:00)
ホンダ:0120-112-010(受付時間/9:00~12:00、13:00~17:00)
マツダ:0120-386-919(受付時間/【平日】9:00~17:00【土日祝】9:00~12:00、13:00~17:00)
三菱:0120-324-860(受付時間/365日24時間)
日産:0120-315-232(受付時間/9:00~12:00、13:00~17:00)
上記、お客様相談窓口に電話する場合、電話をかける時間には十分に注意しましょう。
他からの電話が殺到している場合には中々電話が繋がらない可能性も少なくありません。
メーカサイトで検索しても出てこなかった場合の対処法
メーカーサイトで検索してもグレードが調べられなかった場合の対処方法について解説します。
メーカーサイトでグレード検索を行った場合でも「低年式」や「特別仕様車」「輸入車」の場合については検索しても確認できない場合が考えられます。
そんな時には車両検査情報サイトで確認するのが良いでしょう。
下記2つサイトを使うのが良いでしょう。
車体番号が分からない場合には便利なグレード検索サービスになります。
株式会社AIS
株式会社AISは業界屈指の検査専門会社の一つであり、累計100万台以上の検査実績により積み上げられた車両データを元にグレード検索をサポートしてくれる便利な会社です。
その評価基準と検査実績の豊富さは多くのメーカー系の中古車販売会社からも圧倒的な支持を得ており、実績と信頼度が高い企業になります。
もし、売却予定の車のグレード検索ができない場合には利用をおすすめしたいサービスを持つ企業です。
うさマート
うさマートはガソリンスタンドで知名度が高い「宇佐美」が提供する総合通販サービス会社です。
株式会社AISと同じく、多くの中古車情報を持ち「実績」と「評価の高さ」は引けを取りません。
もし売却する予定の車のグレード検索がメーカーサイトでできない場合には利用をおすすめしたいサービスになります。
実際に株式会社AISを使って調べてみた
車体番号が分からない場合について、実際に株式会社AISを活用してグレード検索する手順を解説します。
手順1.「類型」もしくは「車名」を入力して検索
手順2.グレード情報が反映された画面が表示される
「類型」もしくは「車名」を入力して検索
株式会社AISのサービスを活用してグレード検索する場合には「型式の入力」もしくは「車名の入力」のどちらかで検索する方法を使用します。
「類型」を入力する際には「型式指定番号」と「類別区分番号」の入力が必要です。
一方「車名からグレード検索」する場合には「メーカー名」と「車名」の入力が必要になります。
参照:株式会社AIS
2つの入力画面の中でも番号や数字の間違いには十分注意してグレード検索を進めていきましょう。
グレード情報が反映された画面が表示される
「類型」もしくは「車名」を検索した後、検索するというボタンをクリックすれば、正しいグレード情報が反映された画面が表示されます。
古い車や事故車の売却を検討している方は廃車買取のタウへ
車の買取金額はグレードによって大きく金額が異なります。
また、自分の車のグレードが何か分からない場合には「車体番号」を確認して調べてみることがおすすめです。
実際に金額がつきやすい車種によってはグレード一つで買取金額が大きく異なる可能性が高くなります。
少しでも自分の愛車を高く売るためにも欠かせない行動でしょう。
また、もし自分の愛車の年式が古い場合もしくは「事故車」の売却を検討している場合には「廃車買取タウ」にどうぞお声かけください。
廃車買取タウでは年式の古い車や事故車などの買取にも力を入れており、他社では実現できない買取金額が提示される可能性もあります。
もし条件の悪い車の買取を検討している場合には検討材料の一つに含めるのも良い選択肢でしょう。
この記事の内容を参考にして、自分の愛車のグレード検索を進めてみてください。