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事故や故障の修理はディーラーで可能?依頼すべきか一瞬で分かる!

愛車が事故や故障に遭ってしまったとき、信頼できる業者に修理を依頼したいですよね。

そんな時、候補の1つに上がるのがディーラーだと思います。

しかし、ディーラーに修理の依頼をしたことのない方は、

「ディーラーで修理を依頼したいが、そもそも依頼できるの?」
「ディーラーに、修理を依頼すると、どこまで対応してくれるの?」

そんな疑問も生じるのではないでしょうか。

この記事では、事故や故障に遭った際に、ディーラーで修理を依頼できるのか解説します。

また、修理を依頼する際に、注意すべきポイントや手順などを紹介。

当記事を読めば、ディーラーの特徴を知り、スムーズに修理の依頼ができるようになります。

ディーラーに修理の依頼を検討している方は、ぜひ最後までお読みになってみてください。

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目次

事故に遭った車の修理はディーラーでできる?

結論、ディーラーで車の修理を依頼できます。

多くの場合、ディーラーには、整備工場が併設されており、整備士が在籍しています。

万が一事故に遭って車検を通せない状態になっても、車検を通せるようにしっかり修理してもらえます。(損傷が大きい、またはボディーの板金など専門的な修理の場合は、ディーラーから外部の専門業者に外注される場合があります)

もしディーラーで修理を依頼したい場合は、事前に連絡してから行くことをおすすめします

連絡をせずに突然ディーラーに車を持っていくと、他の予約していたお客様が優先されるため、すぐに対応してもらえない可能性があります。

ディーラーに車を持っていったら、車の修理にどの位の費用がかかるのか見積りしてくれます。

見積りを確認して、金額や内容に納得できれば、修理を依頼しましょう。

修理を依頼されたディーラーは、部品の手配、修理に必要な日数を確認し、修理日数が長期の場合は、代車の手配など丁寧な対応をしてくれます。

ディーラーに修理を頼むメリット

では、ディーラーに修理を頼むメリットは何でしょうか?

メリットは以下の3つ。

  • メーカー車に関する知識や設備が豊富である
  • 純正部品で修理の対応してもらえる
  • 修理期間や代車などの融通が利きやすい

順番に解説していきます。

メーカー車に関する知識や設備が豊富である

他の整備工場の場合、いろんなメーカーの車を見ていますが、その分知識が広く浅くなってしまう傾向があります。

ディーラーは特定のメーカーの車を見ることが多いので、深い知識と経験も豊富で、高度な整備が可能です。

故障修理の際に診断機を使用する場合があるのですが、他の整備工場が持っている診断機は性能にばらつきがあるので、正確な診断ができない時があります。

ディーラーの診断機はメーカーに特化したものですので、細かなデータを算出し、正確に診断できるように設計されています

他にも、整備性を高めるためにメーカー専用工具があったり、早く確実に整備できるように、充実した設備がそろっているのもディーラーの強みです。

純正部品で修理の対応してもらえる

部品交換が必要な際は、純正部品で対応してもらえることもメリットの1つです。

純正部品以外にも、社外部品(メーカー以外が作った部品)、リビルト部品(使用済み部品を修理して再生したもの)など、様々な部品があります。

しかし、メーカーが作ったものではないので、品質にばらつきが出てしまいます。

純正部品であれば、高品質で規格が正確なので、整備後のトラブルも少なくなります。

また万が一、純正部品に不備があり、トラブルがあった場合でも一定期間内であれば保証対象になる可能性があります。

修理期間や代車などの融通が利きやすい

各ディーラーによりますが、土日祝も営業している所が多いため、土日祝しか修理に行くことができないお客様にも安心です。

部品の入荷状況にもよりますが、お客様の都合に合わせて柔軟にスケジュールを組んでくれることも多いです。

また、故障度合いによって修理期間が長くなる場合もありますが、代車などのサービスも充実しており、修理中の移動手段に困ることは少ないです。

代車も無料で手配してくれることも多いので、代車費用を心配する必要がありません。

ただし、ガソリン代はお客様負担のケースが多いので代車を借りる際は、事前によく確認しましょう。

ディーラーに修理を頼むデメリット

ここまでメリットを解説してきましたが、反対にデメリットは何でしょうか?

デメリットは以下の2つ。

  • 工賃が高くなりやすい
  • 専門外の修理は外注される

順番に解説していきます。

工賃が高くなりやすい

他の整備工場に比べてディーラーはレバーレート(1時間当たりの基本工賃)が高い傾向にあります。

また、先ほど純正パーツを使用することをメリットにあげましたが、純正パーツは社外部品やリビルト部品に比べると部品代が高額なため、修理代が高く付いてしまいます。

同じ作業でも他の整備工場に比べて、修理代が高くなってしまうので、費用を安く押さえたい人にとってはデメリットです。

専門外の修理は外注される

エンジン回りや足回り(ブレーキや駆動部分)はディーラーで修理できますが、ボディーの傷や凹みを修理する板金や塗装は外注されるケースが多いです。

板金や塗装は整備士と違う技術や設備が必要になります。

そのため、ディーラーは主に板金や塗装のできる工場に外注します。

板金工場の作業費にディーラーの利益も上乗せされるので、費用が高くなってしまいます。

また、ディーラーと板金工場間のやりとりが増えるので、修理のレスポンスが悪くなります。

結果、修理完了までに時間と費用がかかってしまうのが2つ目のデメリットです。

ディーラーで修理を頼むべきケース

ディーラーで修理するメリット・デメリットを天びんにかけて修理するかを決定することは大切です。

そんな中、必ずディーラーに修理を頼むべき下記の2つのケースも存在します。

  • メーカー保証整備をしてもらう場合
  • リコールの整備の場合

順番に解説します。

メーカー保証整備をしてもらう場合

車には、新車登録してから一定の期間、メーカー保証が付いています

万が一、新車で買ってすぐに不具合があっても、メーカー保証で修理費が発生せずに整備してもらえる可能性があります。

ディーラー以外では、メーカー保証整備ができないため、保証期間内の場合はディーラーに相談するのがおすすめです。

以下に国産主要メーカーの保証要件をまとめています。

参考にしてみてください。

【トヨタ】

保証タイプ 期間 走行距離 対象部品
一般保証 3年 6万km 特別保証部品、タイヤ、バッテリー、消耗部品(ブレーキパッドなど)、油脂類(エンジンオイルなど)以外
特別保証 5年 10万km エンジン、動力伝達装置(オートマチックトランスミッションなど)、走行や安全に関わる重要な部品

参照:トヨタアフターサービス

【ホンダ】

保証タイプ 期間 走行距離 対象部品
一般保証 3年 6万km 車を構成する全ての品、消耗部品(ブレーキパッドなど)および油脂類(エンジンオイルなど)を除く

 

特別保証 5年 10万km エンジン機構、動力伝達装置(トランスミッション内部主要部品など)など、ホンダが指定するもの

参照:メーカー保証|クルマ│Honda公式サイト

【ニッサン】

保証タイプ 期間 走行距離 対象部品
一般保証 3年 6万km エアコンやナビなどの電装系
消耗部品(ブレーキパッドなど)や油脂類(エンジンオイルなど)を除く
特別保証 5年 10万km エンジン系など、クルマが「走る」「曲がる」「止まる」に関わる重要な部分

参照:日産 アフターサービス

【スズキ】

保証タイプ 期間 走行距離 対象部品
一般保証 3年 6万km 電動ドアミラー、パワーウィンドウ、エアコン、キーレスエントリーなど

 

特別保証 5年 10万km エンジン、オートマチックトランスミッション、シートベルトなど

参照:スズキ アフターサービス

【スバル】

保証タイプ 期間 走行距離 対象部品
一般保証 3年 6万km エアコン、ナビゲーション、パワーウィンドウなど
消耗部品(ブレーキパッドなど)や油脂類(エンジンオイルなど)を除く
特別保証 5年 10万km エンジン、ブレーキ、ハンドルなど直進車の走行に関わる部品

参照:スバル アフターサービス

【ダイハツ】

保証タイプ 期間 走行距離 対象部品
一般保証 3年 6万km 電動ドアミラー、ナビゲーション、エアコン、パワーウィンドウ、マフラー(外的要因による錆を除く)など

 

特別保証 5年 10万km エンジン、動力伝達装置(オートマチックトランスミッションなど)、ステアリング機構など

参照:ダイハツ アフターサービス

保証期間はどのメーカも新車登録してから3年〜5年

走行距離は6万km〜10万kmまで保証。

不具合が起こった箇所によって、保証期間が違うので、注意が必要です。

また、不具合の起こった原因によってはメーカー保証整備が受けられない場合もあるので、事前にディーラーにどの保証に該当するのか、よく確認するのが良いでしょう。

リコールの整備の場合

リコールとは、特定の部品の不具合により、車が安全に走行できなくなる可能性がある場合、メーカーが無償で部品交換し、トラブルを未然に防ぐ整備です。

リコール作業は基本的にディーラーがおこないます。

自分の車がリコール対象の場合は、メーカーからハガキがきますので、ディーラーに問い合わせてみてください。

また、各メーカーのホームページでもリコール情報を検索できます。

例外で他の整備工場でリコール作業ができる場合があります。

しかし、メーカーからあらかじめ部品の供給がないため、すぐに作業できない可能性があります。

リコール作業をお願いするなら、あらかじめ部品が供給されていて、すぐに作業ができるディーラーに行くのがおすすめです。

どうしても行きつけの整備工場で作業をお願いしたいときは、整備工場に相談してみてください。

ディーラーでの修理に保険が使える?

自動車事故にあったり、車を傷つけてしまったときに使える保険。

ディーラーでの修理でも保険は使えるのでしょうか?

答えは、ディーラーでの修理にも車の保険は使えます。

人によって保険の内容が違うので、使いたい場合は保険会社に連絡して保険適用になるか確認しましょう。

保険には保険料の割増引率を定めるための区分である等級というものがあります。

1等級から最大20等級まであり、無事故で保険を使わなければ、等級が上がり保険料が安くなります。

しかし、保険を使うと次年度から等級が下がりますので、保険料が高くなってしまいます。

修理代より保険料の割増の方が高くつく場合がありますので、保険を使った方がいいのか、使わず修理するのが良いのか保険会社とよく相談しましょう。

保険をもらって修理せず現金をもらってもOK

保険を使うなら、必ず修理しないといけないという決まりはありません。

実は修理せずに現金をもらう方法もあります。

手順としては、事故が起こった際に保険会社に連絡を入れます。

連絡の際に事前に修理はおこなわない旨を伝えておくと手続きがスムーズです。

保険会社に連絡したあとは、修理工場で修理の見積りをしてもらい、見積額に応じて保険金額が決定します。

最終的に修理する、しないを選択して、修理しない場合は現金で保険金をもらえます。

ディーラー以外で修理を依頼できる業者

ここまでディーラーで修理することをご紹介してきましたが、車の修理はその他の業者にも依頼できますディーラー以外で修理を依頼できる業者を4つ紹介します。

種類 特徴
整備工場 ・自動車分解整備事業の認可を受けた工場

・車検や修理の依頼が可能。工賃がディーラーに比べて安い

板金工場 ・車をぶつけた時に、ボディーにできた傷や凹みを修理してくれる
カー用品店・オートバックス、イエローハット、ジェームズなど ・作業場が併設されているので、車検やエンジンオイル交換などの作業が可能
ガソリンスタンド ・オイル交換やストップランプなどのバルブ交換が可能。(車検に対応しているガソリンスタンドもある)

・難しい整備や故障診断に対応できない可能性がある

それぞれ簡単ではありますが、解説していきます。

整備工場

地方運輸局長が自動車分解事業の認可した工場です。

車検や車の修理は問題なく依頼できます。

ディーラーより工賃が安い場合が多いので、修理費用を押さえたい人におすすめです。

診断機などの設備にばらつきがあるため、サービスに差が出る可能性があります。

板金工場

車をぶつけてしまったり、事故でボディーに傷や凹みが発生した時に修理してくれるのが板金工場です。

車のボディーに関する修理や相談は、板金工場にするのがおすすめです。

先ほども記述しましたが、ディーラーで板金を依頼する場合は、外注作業が多くなります。

どうしてもレスポンスが悪くなるので、修理完了まで時間がかかってしまいます。

修理完了をなるべく早めたいのであれば、板金工場へ直接依頼するのも選択肢の1つです。

補足ですが、板金塗装が専門のため、車検や故障に関する修理には対応していません。

カー用品店

オートバックス、イエローハット、ジェームズなどのカー用品店には、作業場が併設されており、車検やエンジンオイル交換などの作業が依頼できます。

ディーラーに比べて修理費用が安いですが、難しい整備や故障診断はディーラーに比べて知識が浅い傾向があります。

カー用品店で対応しきれない整備の場合は、外注でディーラーにお願いするケースもあります。

ガソリンスタンド

最後にガソリンスタンドです。

ガソリンスタンドでも作業場が併設されている場合があり、エンジンオイル交換やストップランプのバルブ交換などが依頼できます。

軽微な整備はもちろん、車検に対応しているガソリンスタンドもあるため、ガソリンを入れるついでに手軽に相談できます。

しかし、カー用品店と同じく難しい整備や故障診断がおこなえないケースがあります。

【ケース別】車の修理費用の一例

実際に事故や故障に遭った場合、修理費用はどれくらいなのでしょうか?
事故の程度によって費用が大きく異なります。ここではっきりとした金額はお伝え出来ないので、ざっくりとした修理費用の一覧を紹介します。

修理内容 修理費用
エンジン交換 ・エンジン本体の価格は国産のもので30〜50万円くらい

・工賃も追加されるので総額100万円近くになる場合もある

フレーム修理 ・車のフレームが変形してしまった場合、車の損傷程度によるが10~100万円程度
バンパーの修理 ・小さな傷や凹みの場合は2万円程度
・ 損傷が酷いとバンパーの交換が必要。バンパー交換の場合は10万円~
バッテリー交換 ・1~3万円程度
・難しい整備や故障診断に対応できない可能性がある

あくまで一例です。

車には2万点以上の部品があるため、修理箇所によって金額は様々。

修理する際はよく相談して、どこまで修理するか決めましょう。

詳しい修理費用の内容は「事故車の修理代はどれぐらい?修理費の相場と費用が高額になる理由」をご覧ください。

修理費用が高くなれば売却も検討する

車の損傷具合によって金額が大きく異なることがお分かりいただけたと思います。

数万円程度であれば、現金や保険を使って修理を検討しても良いかもしれません。

修理の金額が数十万円になる場合、保険を使ったとしても時価額(車の現在価値)があるため、修理費用が満額支給されない可能性があります。

また、事故時の車の走行距離や経過年数によっては、せっかく修理してもすぐに乗り換え時期になってしまうかもしれません。

修理費用が高くなる場合は、無理に修理するのではなく、売却して別の車に乗り換えた方がお得なケースもあります。

しかし、ディーラーなどでは事故車の下取り・売却は値段が付きづらく、廃車手続き費用を請求されてしまうかもしれません。

そんな時は事故車を買い取ってくれる専門業者に売却を依頼するのがおすすめです。

事故車買取のタウは、事故車・故障車・水没車などの買取りを25年以上行っており、どんな車でも高価買取いたします。

相談、問い合わせは24時間365日対応しており、全国どこでも無料査定(一部離島は除く)いたします。

愛車の売却の際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

よくある質問

ディーラーに修理を依頼する際に、よくある質問をまとめました。

質問の回答を参考にしていただき、修理を依頼するか検討してみてください。

ディーラーが定休日・休みの場合どうする?

ディーラーが定休日や年末年始などで長期休業の場合、車の走行に支障がない程度の修理なら、営業日まで待って相談するのが良いでしょう。

緊急時や走行不能な場合は、JAFや自動車保険のレッカーサービスを使うのがおすすめです。

JAF会員の方であれば、一定範囲内であれば無料で出動してもらえます。

会員でなくても有料ではありますが、出動してもらえますので、急なバッテリー上がりや走行不能時のレッカー移動はJAFに問い合わせてみてください。

自動車保険に加入している方で、ロードサポート特約がついていれば、走行不能時やバッテリー上がりにも保険会社が対応してくれます。

自分がロードサポート特約に加入しているか分からなくても、保険証券や保険会社に問い合わせれば教えてくれますので、確認してみてください。

中古車の場合でもディーラーで修理できる?

別のお店で購入した中古車でもディーラーで修理は可能です。

今車がどのような状態なのかを詳しく伝えれば、整備士さんが適切に対応してくれます。

ただし、メーカー保証修理を依頼したい場合は注意が必要です。

保証期間内であっても、保証書の登録名が前の所有者だった場合、メーカー保証修理を受けられません。

保証書の登録を自分名義に変更したいときは、保証継承(12ヶ月点検相当)の点検を受けて車に異常や事故による損傷が無い事を確認する必要があります。

中古車を購入する際は、販売店にメーカー保証についてよく確認した方がいいでしょう。

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