車を手放すことを決めて、いざ車の査定依頼をしたら思ったより値段が付かなくてがっかり。
10年以上・10万km以上走った低年式、過走行の車や修復歴のある車では買取価格はつかないのかな…
と困っていませんか?
実は日本で買取額がつかない中古車でも、海外に売ると高値で売れることもあります。
この記事では、
「愛車の査定価格に納得いかない」
「日本車が海外で人気って聞いたけど自分の車はどうだろう」
「状態の悪い車でも少しでも高く売りたい!」
そんな方に、海外で日本の中古車が売れる3つの理由や買取価格をつけてもらう方法をご紹介します。
愛車を損をせずに、手放したい方はぜひ参考にしてみてください。
日本の中古車が海外で売れる3つの理由
日本で値段のつかない中古車でも海外で値段が付くのには次の3つの理由があります。
- 丈夫で長持ちするから
- 「日本車」というブランドパワーがあるから
- 海外では長く車に乗るのが一般的だから
以下で詳しく紹介していきます。
日本車は丈夫で長持ちするから
日本の気候は、車の整備・維持に不向きな高温多湿です。
そんな日本の気候下でも長期間乗り続けられるよう作られている日本車は、他国の車に比べて長持ちすると言われています。
また、日本の道路はそのほとんどが舗装されているため、車の足回りの部品の劣化が少ない傾向があります。
さらに海外では点検整備制度(車検制度)が義務付けられていない国も多く存在する中、日本では新車購入の3年後、それ以降は2年ごとに車検を受けることが義務付けられています。
「日本車」というブランドパワーがあるから
前述の通り日本車は高い技術によって高性能、高品質が保たれています。
その事実は世界中に知られており、「日本車」という一つのブランドとして成り立っているという現状があります。
2021年、アメリカでの新車販売台数のメーカー第一位はトヨタです。
アメリカ 2021年度新車販売台数(台) | |
1位 トヨタ | 489,630 |
2位 GM(米) | 258,489 |
3位 フォード(米) | 451,788 |
日本車に乗ることがひとつのステータスとなっている点から「日本製の車なのであれば、例え中古でも乗りたい!」と考える人も少なくありません。
またJETROの報告では、中国で日本車は新車購入額の6割程度で買い取られる傾向があると発表されています。
そういった日本車のリセールバリューの高さも人気の理由の一つとなっています。
海外では長く車に乗るのが一般的だから
2022年1月時点で米国の道路を走行する乗用車と小型トラックの平均車両年数は12.2年であるとの発表がありました。(JETRO)
また、US Department of Transportation(アメリカ合衆国運輸省)の出している統計では、1人のドライバーの一年間の平均が13,476マイル(約2万キロ)とされています。
つまり、米国での平均寿命は、単純計算でも「約24万キロ」であると仮定できます。
しかしその一方で、日本人は10万キロメートル未満の短い走行距離で乗り換える傾向があるのです。
「車の寿命は10万キロ」という文言を聞いたことはないでしょうか?
トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スズキ、スバル、三菱、ダイハツの各メーカーは、5年または10万キロの保証期間を設けています。
このように、一般的な自動車メーカーが設定する保証期間から、走行距離が10万キロを超える辺りで乗り換える日本人が多いのです。
また、自動車税の課税のタイミングも大きくかかわってくるでしょう。
日本では、車の所有者にかかる税金である自動車税・自動車重量税という2つの税金は、13年目に高くなります。
そのため、まだまだ乗れる状態の車を税金が上がるより前に手放してしまおう、と考える人も少なくありません。
日本車で過走行とされてしまうような車でも、海外ではまだまだ良品として扱われるというパターンもあるのです。
海外に車を売る2つの方法
日本の中古車を海外で販売するには以下の2つの方法があります。
- 海外にネットワークを持つ業者に依頼
- 個人で売却する
それぞれについて、以下で詳しく説明していきます。
①海外にネットワークを持つ業者に依頼
まず一つ目に、海外市場に特化した国内の車買取業者を探し、依頼するという方法があります。
海外市場に特化した車買取業者であれば、需要の高い車種やグレードを的確に把握し、高値で買い取ることができるのです。
海外での需要込みの買取価格をつけてくれる分、国内市場に特化した業者と比べると、海外向けに特化した業者は買取価格が高くなる可能性があります。
もし、国内向けに特化して販売を行っている業者による査定額に納得がいかなかった場合は、海外に広いネットワークを持つ業者を探してみることをおすすめいたします。
また、当サイトを運営する事故車買取のタウの輸出販売マーケットは世界120ヵ国以上に広がり、世界規模の販売実績を誇ります。
②個人で売却する
二つ目に、個人で海外に輸出・販売する、という方法が挙げられます。
以下で大まかな手順、必要書類などを紹介いたします。
- 個人で輸出する際に必要な書類一覧インボイス(送り状)
車種、車体番号、年式、ガソリン車/ディーゼル車の区別、排気量などを明記
- パッキングリスト(梱包明細書)
包装形態、何が・どのくらいの量梱包されているのか明記
- 船荷証券(B/L)
船会社が発行、荷送り人と船会社が備品運送契約を結んだことを証明する証拠書類
- 輸出抹消登録証明書(日本語、英語併記のフォーム使用)
運輸支局で書類を購入し記入(行政書士に代行してもらうことも可能)
- 船積前検査証明書(バイヤーから要求された場合)
当該品が輸入国の定める規定及び安全規格に適合しているかどうかの検査を受けたという証明書
現地での輸入に必要な書類については必ず海外バイヤーに確認してください。
これらの書類をすべて用意し、中古車の買い手を見つけることができれば輸出が可能となります。
これを個人で行おうとするのは非常に困難です。
それでも個人で車を輸出したいという方は、JETROのサイトや、国・公共機関が運営するサイト等を活用し、しっかりと流れや法律を理解した上で手続きを進めるようにしましょう。
また、個人での輸出において特にまず注意すべきなのが「車の検疫」です。
車を海外に輸出販売する場合、タイヤについている泥汚れや車内の植物などが原因で、バイオセキュリティ検疫に引っかかる場合があります。
そうなると輸出が難しくなります。
さらに、海外に車を輸出する場合、最低でも20~30万円以上の費用がかかります。
結果として、海外に車を売りたい場合は、海外への事故車販売実績のある業者に連絡するのがベストな方法です。
実績のある業者なら独自の流通ルートを確保しているため、どんな状態の車でも高額買取が見込めるのです。
海外で人気!日本の中古車
日本車のシェアが高い国として、アメリカ、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどが挙げられます。
なかでもアメリカは国内で流通する車の3分の1が日本車です。
また、中古車の輸出先としても、ニュージーランド、マレーシア、ケニア、チリ、カンボジア、オーストラリアなど非常に多くの国が挙げられることからも、日本車は新車、中古車問わずどちらも世界中に輸出されているということがわかります。
海外で人気の車種3選
そこで、海外ではどんな車種が人気なのかご紹介します。
①トヨタランドクルーザーシリーズ
海外でもっとも人気があるのは、トヨタランドクルーザーシリーズです。
この車種はアラブ首長国連邦に多く輸出。砂漠などの悪路でも走りに影響しにくい強いパワーとボディが人気を博しています。
なかでも現行型のランドクルーザー「プラド」は、世界的に人気。
日本の中古車相場も400万円前後の高値をキープし、値段が下がらないことで有名です。
トヨタ プラド
年式:2010年式
タウでの買取金額:86万円
②ワンボックスタイプ
2番目に人気なのは、トヨタの「ヴェルファイア」や「アルファード」などのワンボックスタイプです。
これらの車種は東南アジアで人気。経済が急激に発展しているタイ、マレーシア、フィリピンなどでは富裕層に好まれています。
トヨタ ヴェルファイア
年式:2018年式
タウでの買取金額:120万円
トヨタ アルファード
年式:2021年式
タウでの買取金額:220万円
③トヨタ「カローラ」
そして3番目の人気車種はトヨタ「カローラ」です。
世界中で愛用され、タクシーや商用車としても利用されます。
また「カムリ」などのセダンタイプも人気です。
トヨタ カローラ
年式:2020年式
タウでの買取金額:50万円
多くのお客様が満足!事故車の売却ならタウ
日本国内では需要が低い中古車でも、海外では需要があり取引されています。
タウはそんな海外への流通ネットワークを独自に持っており、事故車も高価買取を行っています。
強み①独自のグローバルネットワーク
タウでは損害車をはじめとするさまざまな商材を、必要とする世界中のお客様へお届けしています。
その輸出販売マーケットは世界120ヵ国以上に広がり、地球規模の販売実績を誇ります。
- アジア 27ヵ国
- 中南米 25ヵ国
- オセアニア 7ヵ国
- ロシア・CIS地域 12ヵ国
- ヨーロッパ地域 19ヵ国
- その他地域 22ヵ国
この“海外への流通ネットワーク”を持つことは、タウが高価買取できる大きな理由のひとつでしょう。
強み②全国ネットワークと迅速な対応力
本社がある埼玉をはじめ、日本全国に22拠点と事故車買取のプロである営業マンが150名在籍しております。
国内有数の全国ネットワークと物流インフラにより、迅速な対応と高い価格競争力を実現。
近くの中古車買取業者やディーラーに相談しても、「査定額がゼロだった」「廃車処分するしかない」といった理由でお断りされた方、お悩みの方を全力でサポートしてきました。
また、全国へ出張査定およびレッカー代や名義変更手数料などは無料。
安心してお売りいただけるようにサポートも充実しています。安心してご相談ください。
強み③自宅にいながら査定額がわかる
事故車買取専門業者のタウは、自宅にいながら査定を依頼できる「オンライン事故車査定システム」を導入しています。
電話での問い合わせや査定の立ち合いなしで、すぐに売却手続きを進めることができ、「まずは相場が知りたい」「すぐに買い取ってもらいたい」という方にご好評いただいております。
Webサイト上で以下の情報の入力と損傷状態を選択するだけで、買取金額が提示されます。
- メーカー
- 車種
- 型式
- グレード
- 年式
- 走行距離
査定システムで提示された買取金額に合意された場合は、そのまま売却手続きができます。
売却手続きを進める際には車検証や車の画像をご用意し、お客様情報をご入力いただきます。
また、水没した不動車の見積もり額がわかる水害車売却シミュレーターもあわせてぜひご利用ください。
タウではさらに満足して頂けるように常に上を目指して努力しています。
車の売却を検討している方、当社のサービスへの疑問や不安なことがあれば、いつでもタウへお問い合わせください!