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車が動かない!5つのチェック項目とエンジンがかからない7つの原因

  • 「キーを回してもエンジンがかからない​…​」
  • 「メーター類が点灯しない!」
  • 「セルモーターが回らなくて(回転が弱くて)車が動かせない​…​」

このようなことで困っていませんか?

実は、車が動かない場合5つのポイントをチェックするだけですぐに解決できる可能性があります。

当記事では、車が動かない時に確認すべき項目や動かない原因、対処法や修理費用などについて詳しく解説。

記事を読むことで車が動かなくなった原因がわかり、適切な対処を行えるようになりますよ。

車が動かなくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

車が動かないときに確認すべき5つのチェック項目

車が動かなくなった場合、まずは下記のポイントに注目しましょう。

  • ガソリンの残量があるか
  • 「P」レンジにギアが入っているか
  • ブレーキやクラッチをしっかりと踏み込めているか
  • ハンドルロックがかかっていないか
  • スマートキーの電池があるか

それぞれの詳細や対処法については、以下で詳しく解説します。

ガソリンの残量があるか

まずはガソリンメーターや燃料残量警告灯(エンプティランプ)を確認し、ガソリンの残量が十分にあるかを確認してください。

ガソリンの残りが規定値よりも少なくなると、燃料残量警告灯が光ります。

ガソリンの残量がない場合は補充する必要があるので、近くのガソリンスタンドに向かいましょう。

セルフのガソリンスタンドではなく、必ず有人のガソリンスタンドを訪れてください。

というのも、ガソリンを車ではなく容器に入れてもらう場合、有人のガソリンスタンドでしか対応できないからです。

ちなみにガソリンを容器に入れてもらうためには、携行缶という燃料の持ち運び専用の容器が必要です。

携行缶はホームセンターやネットショップ等で購入できます。

出先で車がガス欠になってしまった方や携行缶を買いに行く時間がない方、近くにガソリンスタンドがないという方は、ロードサービスを依頼するのがおすすめ。

ロードサービスの詳細については、後ほど詳しく解説します。

「P」レンジにギアが入っているか

ガソリンの残量に問題がなさそうな場合は、Pレンジにギアが入っているかを確認してみましょう。

車はギアをPレンジかNレンジに入れなければエンジンが始動しません。

Pレンジにギアを入れてもエンジンがかからない場合は、Nレンジにギアを入れてみてください。

あまり知られていませんが、車はPレンジだけでなくNレンジであってもエンジンを始動できます。

なおNレンジにすると、坂道で動きやすくなってしまいます。

小さな坂であっても動く可能性があるため、サイドブレーキをしっかりと引き、十分に注意して行いましょう。

「Nレンジにしたら動いた」という場合、「レンジがどこに入っているか」を感知するセンサーが故障しているケースが多いので、車屋さんに持ち込んで愛車の点検を行ってもらいましょう。

Nレンジにしても動かない場合は他の場所に原因があると考えられるため、以降の方法を試してみてくださいね。

ブレーキやクラッチをしっかりと踏み込めているか

車種によっては、エンジンをかける際にフットブレーキを踏まないとエンジンが始動しない仕組みになっているケースも。

フットブレーキを踏み込む力が弱いと、「踏まれていない」と判定されてエンジンが動かなくなります。

十分に踏み込んでエンジンをかけるようにしてください。

マニュアル車の場合、フットブレーキだけではなく、クラッチペダルを踏む必要があります。

マニュアル車に乗っている方は、クラッチも十分に踏み込めているかをチェックしてみてくださいね。

ハンドルロックがかかっていないか

ハンドルロックとは、車が盗まれることを防ぐために搭載された安全装置のこと。

ハンドルロックが搭載された車は、キーを抜いた状態でハンドルを回すとロックがかかって回せなくなります。

ハンドルロックがかかった車は、解除するまで走らせることができません。

しかし簡単に解除できますので、ご安心ください。

AT車の場合は、シフトレバーをパーキングにしてハンドルを左または右に回しながら、鍵を一緒に回しましょう。

これでハンドルロックが解除されますよ。

鍵が無い車の場合は、スタートスイッチを押したままハンドルを回せばOK。

車のハンドルロックは、ふとした瞬間に無意識でかけてしまいがちな機能です。

いざという時慌てないようにするためにも、しっかりと解除方法を覚えておくのがおすすめですよ。

スマートキーの電池があるか

ハンドルロックの解除方法を試してもエンジンがかからない場合は、スマートキーの電池が切れている可能性があります。

キーレスタイプの鍵はとりわけ電池切れを起こしやすいため、注意が必要。

鍵の電池切れの可能性がある場合は、スタートスイッチにリモコンを近づけてスイッチを押してみてください

こうすることで、エンジンがかかるケースがありますよ。

車が動かない(エンジンがかからない)7つの原因

上記では、車が動かなくなった際に考えられる原因と対処法について解説しました。

「5つのポイントを試してみたけど、やっぱり車が動かない​…​」

そのようにお困りの場合、以下が原因となっているのかもしれません。

原因ごとの修理費用についてまとめた表を用意したので、下記を参考にしてください。

原因 修理費用
バッテリー上がり ジャンピングスタート:1,000〜2,000円
ジャンプスターター:3,000〜10,000円
キースイッチ
(イグニッションスイッチ)
の接点の不良
8,000円前後
ヒューズ切れ 1,000円~2,000円
セルモーターの故障 30,000円前後
エンジンの故障 ラジエーターの故障が原因の場合:30,000〜80,000円
オイル漏れが原因の場合:2,000〜6,000円
載せ替えを行う場合:100万〜150万円
ダイナモ(オルタネーター)
の不具合
50,000~10万円
寒さの影響 0円

それぞれの項目について詳しく解説します。

バッテリー上がり

突如車が動かなくなった場合、バッテリー上がりが原因となっている可能性もあるでしょう。

バッテリー上がりとは、バッテリーに蓄えられている電気が減り、エンジンがかからなくなる状態のこと。

車が動かなくなる原因として、一番割合を多く占めます。

バッテリー上がりが起こる主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 室内の電気やヘッドライトをつけっぱなしにしていた
  • キーがOFFになっていなかった
  • 長い間車に乗っていなかった

バッテリー上がりの主な対処法としては、以下の2つが挙げられるでしょう。

  • ブースターケーブルをほかの車につなぐ
  • ジャンプスターターを使う

ブースターケーブルをほかの車につなぐ

ブースターケーブルとは、バッテリーが上がった車と他の車の2台を繋ぐことで、バッテリーの上がった車に電力を分け与えられるケーブルのこと。

ブースターケーブルを用いて電力の供給を行うことを、ジャンピングスタートといいます。

周囲にもう1台車がある場合は、ジャンピングスタートを行って電力を分けてもらいましょう。

ブースターケーブルの値段は、1,000〜2,000円です。

ジャンプスターターを使う

ジャンプスターターとは、バッテリーが上がった車に一時的に電力を分け与えてエンジンを動かせるようにするアイテムのこと。

ジャンプスターターがあれば、ジャンピングスタートとは違い、周りに車がなくても一人で解決できますよ。

ジャンプスターターは通販サイトやカー用品店などで入手可能。

値段は3,000〜10,000円です。

キースイッチ(イグニッションスイッチ)の接点の不良

キースイッチとは、エンジンキーを差し込むために用意された錠のこと。

キーをひねってキースイッチを解錠すると、セルモーターが回りエンジンが点火します。

エンジンがかからない場合、キースイッチの接点に不良があるケースも。

キースイッチに亀裂などの問題がある場合は、プロに依頼して点検交換を行ってもらいましょう。

キースイッチの交換費用は、8,000円前後です。

ヒューズ切れ

ヒューズとは、回路に大きな電流が流れた際に、回路が発火しないよう電気回路を遮断してくれるパーツのこと。

ヒューズが切れると、エンジンをかけるための電気も流れなくなるため、エンジンがかからなくなってしまうのです。

専門知識のない素人の場合、ヒューズを交換するのは困難

安全に交換するためにも、専門業者に点検や修理を依頼するのがおすすめです。

ヒューズの交換費用は、1,000円〜2,000円です。

セルモーターの故障

セルモーターとは、エンジンを始動させるためのモーターのこと。

セルモーターが故障すると、エンジンが動かなくなります。

セルモーターの寿命は10〜15年と長めなため、壊れることは稀。

とはいえ、長く乗っている車の場合は故障した可能性も十分に考えられるでしょう。

セルモーターが故障した場合、その場で直すのはほぼ不可能。

ロードサービスを呼び、レッカーを手配してもらうようにしましょう。

セルモーターの交換費用は、30,000円前後です。

エンジンの故障

車が動かない場合、エンジンが故障している可能性も。

エンジンが壊れる主な原因は、ラジエーター(エンジンを冷やす装置)が故障したことによるオーバーヒートです。

オーバーヒートによってエンジンの温度が上昇すると、焼き付いて壊れてしまいます。

ラジエーターの修理にかかる費用は、30,000〜80,000円です。

ラジエーターに問題がない場合は、オイル漏れを起こしている可能性も。

オイル漏れとは、エンジンオイル(エンジン内を巡回しているオイル)が漏れる現象のことです。

オイル漏れが原因の場合は、2,000円〜6,000円で修理できます。

なおエンジンの状態によっては、新たなエンジンに載せ替えねばならないケースも。

載せ替えが必要な場合は、100万〜150万円という高額な費用が発生するためご注意ください。

エンジンの故障の修理に関しては【最悪100万円越え!?】車のエンジン故障の際にかかる時間費用はどのくらい?の記事をご参照ください。

ダイナモ(オルタネーター)の不具合

ダイナモは、一言で言えば「発電機」

ダイナモがあることで、車はバッテリーを充電することができます。

ダイナモが壊れてしまった場合、車は電気を発生させることが不可能に。

するとバッテリー上がりを起こして、車が動かせなくなります。

ダイナモの修理も、基本的にはプロに任せるのが安心。

異常が見られた場合は、ディーラーや修理工場に点検と修理を依頼してください。

ダイナモの修理費用は、50,000〜10万円です。

寒さの影響

外が厳しい寒さとなっている場合、寒さが原因で車が動かなくなるケースもあります。

理由は、寒いとバッテリーの電気を貯めておく力が弱まるため。

エンジンはセルモーターという部品によって始動しますが、セルモーターは電気で動いているため、電力が溜まっていないとうまくエンジンがかからなくなるのです。

寒さが原因でエンジンがかからなくなった場合は、セルモーターを5秒程度回してから止めるという動作を何度か行ってみてください。

セルモーターを回すことで、エンジンオイル(エンジン内を巡回しているオイル)がエンジンの中に行き渡り、エンジンがかかる可能性があります。

自分で解決しないならJAFや保険会社のロードサービスを使う

上記の原因と対処法を見て「自分では解決できない」と感じたら、迷わずJAFや保険会社のロードサービスを利用しましょう。

JAFは、会員であればバッテリー上がりの対処を無料で行ってもらうことが可能。

さらに牽引も、15km以内であれば無料で対応してもらえます。

入会していない方の場合、バッテリー上がりの対処は13,130円で行ってもらえますよ。
出典:JAF

保険会社のロードサービスは、無料のケースもあれば有料のケースも。

詳しく知りたい方は、契約している保険会社に確認してみてください。

以下では、JAFと大手保険会社の連絡先を紹介します。

車が動かなくなった際は、ぜひ参考にしてください。

JAF
連絡先:0570-00-8139

チューリッヒ
連絡先:0120-860-001

ソニー損保
連絡先:0120-101-789

三井ダイレクト損保
連絡先:0120-638-312

アクサ損害保険
連絡先:0120-699-644

SBI損害保険
連絡先:0800-2222-581

そんぽ24
連絡先:0120-00-2446

動かない車の修理費用が高額なら手放す選択肢も

上記の記事タイトルの様に、動かなくなった車を直す場合、原因によっては数百万円という高額な費用を請求されるケースも。

出費が多すぎると感じた場合は、修理せず手放してしまうというのも選択肢のひとつです。

車の売却先としては、ディーラー中古車買取業者事故車買取業者の3つがあります。

ただし故障が重度な場合、販路の兼ね合いからディーラーや中古車買取業者に売っても値段がつかないケースが多いです。

お得に車を手放したい方は、事故車買取業者に売却するのがおすすめです。

事故車買取業者であれば、大きく壊れた車であっても値段をつけてもらえるケースが高まるためです。

当社、事故車買取のタウでは事故車などを専門に買取しています。

独自のノウハウやルートを生かし、故障して動かない車でも高価買取を実現しています。

なかには「中古車買取業者より30万円も高く買取ってもらえた」というお客様の声もあります。

全国47都道府県で無料の出張査定が可能なので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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