「車が壊れたけど、修理したり買い替えたりするお金はない…」
「修理費用を少しでも安くする方法はない？」
「車を買い替えるのは金銭的に厳しい。買い替えずに車に乗り続ける方法ってある？」
この上記のようにお考えではありませんか？
車が必要にもかかわらず修理や買い替えのためのお金が作れないと、焦ってしまいますよね。
修理費用は、相見積もりを取ったりディーラー以外で修理してもらったりすることで抑えられる可能性があります。
買い替えるためのお金がない場合は、レンタカーやカーシェアリングを利用することで比較的安く車を利用できるでしょう。
車の状態や年式、ご自身の普段の生活での車の使い方に合わせニーズを考え、車を手放すのも１つの方法です。
当記事では、壊れた車を修理すべきか買い替えるかの見極め方や、修理費用・買い替え費用がない時の対処法などについて解説。
記事を読むことで、お金がない時でも車を利用し続ける方法がわかるでしょう。
壊れた車は修理か買い替え（売却）か？
車が壊れた場合、まずは修理するという選択肢が思いつくでしょう。
しかし車の状態によっては、修理せずに買い替えた方が得できるケースもあります。
車の修理も買い替えも、多くの場合多額の費用がかかります。修理と買い替えの選択を誤ると、金銭的にも損するリスクが高まってしまうでしょう。
正しい選択肢を選び取れるよう、自分はどちらの方が得なのかを以下でぜひチェックしてみてください。
修理した方が良い2つのパターン
まずは、買い替えるよりも修理した方が得できる2つのパターンについて解説します。
以下に該当する方は、ぜひ車の修理を検討してみてください。
- まだまだ長く乗り続けられる場合
- 特に欲しい車がない場合
それぞれの詳細について見ていきましょう。
まだまだ長く乗り続けられる場合
買ったばかりで状態の良い車や、あまり大きな傷を負っていない車の場合、修理すれば今後も長く乗り続けられるケースがほとんど。ぜひ修理を行いましょう。
まだ乗れる車を手放せば、金銭的負担も大きくなります。現在乗っている車に将来性があるかについては、しっかりと考えてみましょう。
逆に年式が古かったり、今までかなりの距離を走行してきたりした車の場合、壊れた場所を修理してもまた別の場所が故障することがしばしばあります。
こうした車は修理を行っても長くは乗り続けられないため、修理に出すのは金銭的に損です。
自分の車はどのくらい前の車なのか、故障度合いはどの程度なのかをチェックしながら検討してみてください。
特に欲しい車がない場合
欲しい車が思いつかなかったり、欲しい車が市場に出回っていなかったりするのであれば、買い替えず今の車に乗り続けた方が良いと言えます。
というのも、「車を買い替えねばならないから」と無理に興味のない車を買うと、後から「この車にしなければよかった」「あの車が出るまで待てばよかった」と悔やむリスクがあるためです。
車は基本的に、長く乗り続けていく大切なもの。
衝動買いをしたり適当に選んだりするのはもったいないため、本当に欲しい車を選ぶのがベストです。
欲しい車が出てくるまでは、現在の車を修理して乗り続けることをおすすめします。
買い替え（売却）した方が良い3つのパターン
次に、現在の車を売り払い、新たな車に買い替えた方が良いパターンについて解説します。
以下に該当する方は、ぜひ車の売却や買い替えを検討してみてください。
- 修理費が高くなってしまう場合
- 車をお得に購入できる場合
- 維持費が高くつく場合
1つずつ順番に見ていきましょう。
修理費が高くなってしまう場合
車の修理を行うとなると、故障の度合いによっては莫大な費用がかかることもあります。
いくつかの小さな修理が積み重なって最終的に大きな費用がかかるケースもあれば、たった1回の修理で高額な費用がかかるケースもあるでしょう。
高額な費用が発生する修理内容の一つとして、エンジンの載せ替えが挙げられます。
エンジンを載せ替えるのには高い技術力が必要となるため、部品代と工賃を合わせて最低でも50万円以上はかかるケースがほとんどです。
海外からエンジンを取り寄せねばならない場合は、輸送費がプラスされて100万円を超えることもあります。
そのほか、以下のようなケースでも修理費用が高額になりやすい傾向にあります。
- 故障の度合いが大きく、傷や凹みが広い範囲に及んでいる
- 車全体に歪みが生じている
- 修理を行うのが外車である（海外からパーツを取り寄せるため）
- フレームが変形している
修理費が高額になる場合は、車を買い替えた方が得できる可能性が高くなるでしょう。
車をお得に購入できる場合
車をお得に購入できる機会があるのであれば、今回の故障を機に新たな車に乗り替えてみてはいかがでしょうか。
お得に購入できる具体的なケースの一つとして、ディーラーで車を購入する場合、現在乗っている車を下取りに出すことで、新たな車をお得に手に入れられる場合があります。
車はモデルチェンジや年式などの影響で、乗れば乗るほど価値が下がっていく場合がほとんどです。
そのため、現在の車の価値が大きく下がる前に売却するか下取りへ出し、次の車をお得に購入するというのも選択肢の一つでしょう。
もちろん年式や車種、走行距離や普段の車の使い方の違いによっても大きく査定額は異なりますが、購入後、どんどん価値は下がっていくので売却すると決めたなら早めに手放してしまいましょう。
維持費が高くつく場合
同じ車に長く乗り続けていると、維持費が高くなっていくケースがあります。
現在の車に乗り続けることで高額な維持費が発生するのであれば、買い替えるのも一つの手だと言えるでしょう。
維持費が高まりやすい要因の一つとして、修理費だけでなく自動車税も挙げられます。
普通車の自動車税は、新規登録から13年経過すると15％程度重課されるシステムとなっています。
さらに自動車税だけでなく、自動車重量税にも注意が必要です。
自動車重量税は、13年および18年経ったタイミングで税額がアップします。
13年経過すると39％程度上昇し、18年経過すると53％程度上昇するシステムになっています。
新たに車を買い替えれば、そこから13年間は重課されていない税金を支払い続けられることになります。
維持費によって金銭的に大きく損をしていると感じる場合は、買い替えることで費用を節約するのがおすすめです。
修理費用の抑え方2選
以上の内容をもとに修理した方が得できるとわかった場合は、以下2つの方法で費用を抑えて修理しましょう。
- ディーラー以外で修理してもらう
- 相見積もりをとる
順番に見ていきます。
ディーラー以外で修理してもらう
修理費用を抑えたいのであれば、ディーラー以外の整備工場などに依頼するのがおすすめです。
ディーラーは修理を依頼されたとき、ディーラーの中で行うのではなく、下請けの整備工場などに修理を依頼します。
そのため最終的に支払う費用の中には、整備工場に依頼したことによる仲介手数料が上乗せされます。
最初から整備工場に依頼すれば、仲介手数料がプラスされることはないため、余計な費用を払わずに修理が行えるのです。
相見積もりをとる
最初から一つの業者に絞って依頼するのではなく、必ず複数社回って見積もりをもらうようにしましょう。
相見積もりを行う上で重視すべきポイントは、車に関する詳細な情報を査定員に伝えること。
車検証に書かれた情報や車のグレード、車の状態、事故の状況など、詳しく話しましょう。
上記について伝えることで、スタッフも必要な修理の工程をより詳細にイメージでき、正確な見積もり金額を算出しやすくなります。
また、見積もりの際はスタッフの印象についてもチェックしておくことが大切です。
こちらの疑問に応えてくれないスタッフや、説明が不十分なスタッフに依頼すると、安心して修理を任せられません。
見積もりの金額だけでなく、どのくらい信頼できるスタッフなのかについても、相見積もりの際にチェックしておきましょう。
少しでもお得な業者を見つけられるよう、必ず相見積もりをとりましょう。
少しでも車を高く売るためのポイント2選
上記では、修理費用を抑える方法について解説しました。続いては、修理ではなく売却を選んだ場合に知っておきたいポイントについて解説します。
以下のポイントを押さえておくことで、車を高く売れる可能性がアップするでしょう。
- 故障箇所は基本的に修理しない
- 適切な業者に買い取ってもらう
順番に見ていきます。
故障箇所は基本的に修理しない
車を売却するのであれば、故障箇所は基本的に修理しないことをおすすめします。
「車を少しでも高く売るために、修理した方が良いのでは」と考える人も少なくありません。
確かに、修理を行うことで査定額がアップする可能性もあります。
しかし実際は、修理を行わずそのまま売却した方が得できるケースがほとんどです。
修理しない方が良い理由は、以下の4つです。
- 修理費用の方が高くつくケースが多いから
- 修理を行っても査定額が変化しないケースもあるから
- 修理することで修復歴車として車の価値が下がってしまうことがあるから
- 自分で修理する場合、初心者が修理することで余計に傷が広がるケースがあるから
高いお金を出して修理を行っても、査定額で元を取れない可能性があります。修理費用を抑えるために自分で修理を行った場合、傷が悪化するリスクもあるでしょう。
そもそも、修理してしまうことで修復歴車として車の価値が下がることもあるのです。
車のパーツでも、修理しても査定に影響するところ・しないところがあり、骨格（フレーム）部分の傷の修復においては査定額に直接響いてしまいます。
よって故障箇所は修理せず、そのまま売却することをおすすめします。
適切な業者に買い取ってもらう
車を売る場合、売却先は慎重に検討しなければなりません。
中古車買取業者に売る場合
修理すればまだ乗り続けられる程度の故障度合いであれば、中古車買取業者に売るのがおすすめです。
しかし再び走行するのが難しいほどに壊れてしまっている車の場合、中古車買取業者には売らない方が良いと言えます。
というのも中古車買取業者は、買い取った車をそのまま他のユーザーへ再販する形で利益を得ています。
走行できない車では利益を出せないため、あまり良い値段をつけてくれなかったり、むしろ解体にかかる費用を請求されたりするケースもあるのです。
廃車買取業者に売る場合
走行できないほど壊れた車に関しては、廃車買取業者に売るのがおすすめです。
廃車買取業者ならたとえ走れなくなった車であっても、中のパーツを取り出したり、車そのものを金属資源として利用したりする形で利益を生み出せます。
車そのものの価値は査定額に影響しないため、故障していても高価買取が狙えるでしょう。
当サイト「タウ」は事故車買取を専門としておりますが、積極的に廃車の買取も実施しております！壊れた車をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。
業者の選択を誤ると、金銭的に損をする可能性があります。
車の状態をしっかりと把握し、どの業者に売るべきか慎重に検討してみましょう。
お金がないため買い替えられない時の3つの対処法
上記では、安く修理したり高く買い取ってもらったりするために知っておきたいポイントについて解説しました。
とはいえ故障の度合いなどによっては、以上のポイントを抑えていても大きな金銭的負担が避けられないケースもあるでしょう。
修理や買い替えが難しい場合は、3つの方法いずれかを利用することで車に乗り続けられます。
レンタカーを借りる
1つ目は、レンタカーを借りるというもの。
「毎日は使わないが、たまに出かける時だけ使いたい」というような方の場合、レンタカーがおすすめです。
レンタカーであれば、車を所持している時のような税金や駐車代などの維持費がかかりません。
さらに「一人で利用するなら小さな車」「たくさんの友達と利用する時は大きなワンボックスカー」といったように、シチュエーションに合わせた車を利用できる点もポイントです。
小さな車を借りれば、費用の節約にもなります。
レンタカーを借りるのにかかる費用の目安は、12時間で5,000〜6,000円ほどです。
レンタカー会社の例としては、以下のようなサービスが挙げられます。
カーシャアリングを利用する
2つ目は、カーシェアリング。
カーシェアリングは、短い時間だけ車を使うことが多い人におすすめです。
利用料金は、入会金（1,000〜2,000円）＋月額費用（800〜2,000円）＋利用料（15分150円など）といった形で発生します。
レンタカーとは違い、24時間いつでも借りられる点が魅力。予約してすぐに使えるため、利便性も高いと言えます。
短所は、車に乗らなくても月額費用が発生する点。車にめったに乗らず、月に数回しか利用しないといった人にはおすすめできません。
短時間かつ高頻度で車に乗る場合に利用しましょう。
カーシェアリングサービスの例としては、以下のようなものがあります。
カーリースを利用する
3つ目は、カーリース。
カーリースとは、自分で選んだ車を、一定の期間中月額制で自由に乗れるサービスのことです。
車のサブスクと呼ばれることもあります。
購入するときのように頭金を用意する必要はないため、大きなお金がすぐに用意できない方におすすめです。
自分の好きな車を選べるため、車好きの方にとっても嬉しいでしょう。
税金なども利用料に含まれるため、面倒な納付手続きなどは必要ありません。
費用は、月額1〜6万円程度です。
カーリースの例としては、以下のようなものが挙げられます。
まとめ
最後に内容をおさらいします。
整備工場で修理してもらったり、相見積もりを取ったりすることで、修理費用を抑えられます。
買い替える場合は、修理を行わずそのまま適切な業者に買取を依頼するのがポイントです。
車を買い替えるお金がないのであれば、現在の車を廃車買取業者に売ることをおすすめします。
低年式や過走行車であると修理費用など維持費もかさみますし、13年・18年で自動車税もアップします。
また、普段の車の使い方や、ニーズにあったお車でお金をかけないカーフライフを見直すことで年間のコストを大きくカットすることもできます。
買い替えだけでなく「手放す」ことも、お金がない時の大切な選択肢のうちのひとつです。
タウでは事故車や低年式の古い車など、どんな車でも高価買取を致します。
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今の車を高く売ってカーライフの見直しをはかる方、廃車にしたい方は、ぜひタウにご相談ください。
